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【中国の視点】ウクライナ新政権支援する欧米に誤算、ロシアのクリミア支配は着々
記事提供元:フィスコ
*08:10JST 【中国の視点】ウクライナ新政権支援する欧米に誤算、ロシアのクリミア支配は着々
ウクライナ暫定政権を支援する欧米側に誤算があったと指摘された。ヤヌコビッチ前政権を擁護するロシアへの制裁を含めた対応姿勢にばらつきがみられているほか、債務危機に陥っているウクライナに対する有効な救済策は未だに出ていない。また、ウクライナ軍の構成が複雑である上、歴代政府による一連の再編などを受け、欧米の支援なしではロシア軍に対抗するには力不足だと分析された。
一方、ロシア政府はすでに次の一手を打っている。ロシアのアントン・シルアノフ財務相は3日、ロシア軍が数日前から実質的に支配しているクリミア自治共和国について、同地区の経済システム安定を維持するため、資金援助の検討を進めていると発表した。財務相は、クリミアの財政赤字が約350億ルーブル(約973億円)になると指摘。政府機関の給与や年金などの遅配を防ぐため、救済策を早急に策定すると強調した。
さらに、メドヴェージェフ首相は3日、クリミア半島とロシア南部のタマン半島間のケルチ海峡での連絡橋建設について、同事業を担当するロシア自動車道(Avtodor)に対し、工事を監督する子会社を設立するよう指示した。
中国の専門家は、ロシアによるクリミア半島への経済支援が確定されれば、軍事・経済両面ともに実質的な支配になると指摘。欧米がロシアを孤立させ、ロシア軍をクリミア半島から撤退させることがもはやできないとの見方を示した。ロシアがクリミア半島を拠点として親露派が多数住んでいる東部とクリミア以外の南部地区にも踏み入れる公算が大きいと予測している。《ZN》
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