【株式市場】ユーロ持ち直しウクライナの不透明感やわらぎ日経平均は反発

2014年3月4日 12:08

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の前引けは1万4698円52銭(46円29銭高)、TOPIXの前引けは1201.58ポイント(4.82ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億9374万株

 4日前場の東京株式市場は、NY株式の153ドル安を受けて朝方は日経平均の先物主導で重い展開となったものの、外為市場で朝方を除きユーロが持ち直す形で円が軟調に転じたため、ウクライナ情勢を巡る不透明感が後退。トヨタ自動車<7203>(東1)やパナソニック<6752>(東1)、三井物産<8031>(東1)などから反発。三菱地所<8802>(東1)などの大手不動産株も日銀が連日REIT(不動産投資信託)買い入れと伝えられ軒並み反発。材料株物色も強く、オンキヨー<6628>(JQS)は英国企業との提携を材料にストップ高、昨日ストップ高の星光PMC<4963>(東1)は需給相場に発展とされて連日急伸、訪問介護のN・フィールド<6077>(東マ)はいちよし経研の投資判断開始を材料に急伸。

 東証1部の出来高概算は9億9374万株、売買代金は8778億円。1部上場1786銘柄のうち、値上がり銘柄数は1026銘柄、値下がり銘柄数は601銘柄。業種別指数は33業種のうち23業種が値上がりし、値上がり率の大きい業種は不動産、電力・ガス、ゴム製品、小売り、その他金融、パルプ・紙、精密機器、倉庫・運輸、医薬品、電気機器、など。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【話題】日経平均が後場に急落(2013/02/24)
中西製作所は最高純益を伸ばす業績上ぶれ観測を受けて続伸(2013/02/24)
【今日の言葉】ソチの成功に思う(2013/02/24)
三東工業社は反落も2Q業績上ぶれ着地で値ごろ割安株買いが再燃余地(2013/02/24)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事