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ウクライナ緊張続く
記事提供元:フィスコ
*09:41JST ウクライナ緊張続く
本日正午(日本時間)期限で、ロシア黒海艦隊が現地ウクライナ軍に出しているとされる投降への最後通告(ロシア軍は否定)、ウクライナ東部ドネツク(逃亡したヤヌコビッチ前大統領の出身地)の地方政府を親ロシア派のデモ隊が占拠しているとされ、ロシアの実効支配が東部に拡大するかどうか、が当面の焦点と考えられる。ロシアのメドベージェフ首相が、「クリミアへ橋かトンネルを建設するよう指示した」との話も伝わり、クリミアの実効支配に止まれば、事態は膠着化に向かう公算もある。
ロシア軍の素早い覆面的軍事侵攻の動きに欧米は立ち遅れたと思われる。昨日になって、G7共同声明(ロシアは首脳会議には参加しているが、財務相・中銀総裁会議には参加していない。EU代表が参加)が出され、G8からのロシア追放の動きが表面化、経済制裁をチラつかせる展開となっている。EU緊急外相会議は、「的を絞った措置」の検討で合意したとされるが具体策は不明(まずはロシアと協議していたビザなし渡航の協議を停止)。
今のところ、「深い懸念」を表明しつつも、ドイツの目立った動きは無く、仏外相は予定されていた強襲揚陸艦のロシアへの売却計画中止は検討していない(グルジアやNATO加盟国から批判の声が出ていた)と表明。日本も春の岸田外相訪ロ、秋のプーチン大統領来日予定の現時点での変更はないと表明している。米国が前のめりになるのに対し、G7の足並みが揃わない可能性は考えられる。《MK》
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