日経平均は26週線レベルで強弱感対立/ランチタイムコメント

2014年2月24日 11:59

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記事提供元:フィスコ


*11:59JST 日経平均は26週線レベルで強弱感対立
 日経平均は小幅に続伸。15.05円高の14880.72円(出来高概算10億2000万株)で前場の取引を終えた。21日のNY市場は下落しシカゴ先物は大証比40円安の14790円だったが、これにサヤ寄せする格好で始まった。ただ、寄り付き直後に14752.70円まで下げた後は先物主導で切り返しをみせており、前場半ばには一時14982.53円と15000円目前に迫る局面をみせた。G20では世界経済の成長率を「5年で2%以上」底上げする目標を明記した共同声明を採択したことや、ウクライナの経済・金融情勢の安定への期待から円相場が落ち着いた動きをみせたことも安心感につながった。
 しかし、先物主導でのインデックス売買による影響が大きいなか、ソフトバンク<9984>、京セラ<6971>、太陽誘電<6976>が冴えない展開となり、日経平均の重しに。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の過半数を占めている。セクターでは電力ガス、ゴム製品、金属、サービス、機械などが堅調な半面、保険、陸運、証券、海運、銀行などが弱い。
 日経平均は25日線、26週線などの抵抗を捉えてきている。26週線は14900円辺りに位置しており、同水準では強弱感が対立しやすいだろう。ソフトバンク<9984>の動きをみると25日線レベルでの攻防であり、煮詰まり感が台頭している。ただ、強弱感対立で裁定買いが一巡すると戻り売りに押されている状況であり、先物次第の面はありそうだ。円相場は朝方の水準からはやや円高に振れて推移。日経平均は15000円目前で戻り売りに押されており、手掛けづらい状況であろう。
 もっとも、成長戦略への期待なども根強く、下を売り込む流れにはならないともみられる。先物に振らされやすいだろうが、26週線を改めて突破してくるようだと、ショートカバーなども強まりやすいと考えられる。日経平均の15000円回復となればいったんは利益確定の流れも強まりそうだが、結果的には需給が改善につながる。(村瀬智一)《FA》

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