18日の中国本土市場概況:3日ぶり反落、売りオペの再開などで利益確定売りが優勢に

2014年2月18日 17:02

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記事提供元:フィスコ


*17:02JST 18日の中国本土市場概況:3日ぶり反落、売りオペの再開などで利益確定売りが優勢に

18日の中国本土市場は3営業日ぶりに反落。上海総合指数は前日比16.35ポイント安(-0.77%)の2119.07、深セン成分指数は同111.49ポイント安(-1.40%)の7832.47で取引を終えた。小動きで寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、大引けまで安値圏でもみ合った。

最近の上昇で高値警戒感がやや強まったほか、中国人民銀行(中央銀行)が8カ月ぶりに売りオペを再開したことが流動性不足懸念を強めた。人民銀は今日18日、市場から480億元(約8160億円)を吸収した。上海銀行間取引金利(SHIBOR)の7日物と14日物が昨年6月下旬の水準まで低下しており、売りオペが今後も継続されると予測されている。

また、ファンド全体のポートフォリオのうち、株式の割合が組み直しの基準ラインとされる88%前後まで上昇しているとの報告も利益確定売りを加速させた。そのほか、北京市の住宅成約件数が旧正月連休明け後も低迷しているとの報告が引き続き不動産などの売り手掛かりとなった。

一方、中国への投資が再び加速していると報告されたが、相場を支えるには力不足だった。商務部は今日18日、サービス業や西部などへの投資増を受けて、1月の海外直接投資(FDI)の増加率が前月から急加速したと発表した。また、映画などメディア関連やホテルセクターも逆行高。先週14日のバレンタインデーと中国の元宵節(旧暦1月15日)が19年ぶりに重なったことで、映画などの興業収入やホテルの予約などが予想以上だったことが好感された。《KO》

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