日本株見通し:戻り待ちの売り圧力、先物主導の展開に注意

2014年2月17日 08:12

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記事提供元:フィスコ


*08:12JST 日本株見通し:戻り待ちの売り圧力、先物主導の展開に注意

17日の東京市場は、リバウンドが意識されそうだ。14日の米国市場は、2月のミシガン大学消費者信頼感指数が予想を上回ったことが好感されてNYダウは上昇した。シカゴ日経225先物清算値は大証比110円高の14440円となり、日経平均は先週後半の下げに対する反動が期待されそうだ。

ただし、このところの日経平均は米国との連動性が薄れており、サヤ寄せして始まった後は戻り待ちの売り圧力に押される展開が続いている。特に後場に先物主導で一段安の展開となる局面が多く、指値の薄いところはインデックス売りで加速的に下げる展開である。

アベノミクス相場で膨らんでいた海外勢によるポジション圧縮とみられる動きがみられるなか、金融緩和メリットとして相場をけん引していたセクターや銘柄の動向を見極める必要がある。ここしばらくは、好業績銘柄のほか、割安感の強まっている銘柄などへの見直しのタイミングを探る展開になろう。

内閣府が17日に発表する2013年10-12月期の実質国内総生産(GDP)速報値(予想は前期比年率2.8%)は、5四半期連続のプラス成長は確実とみられている、との見方が多い。消費増税を前にした駆け込み需要が本格化し、消費が伸びる。ただし、輸出は伸び悩んでおり、外需寄与度は7-9月期に続いてマイナスとなる見込み。

また、17日、18日には日本銀行が金融政策決定会合を開き、18日に黒田日銀総裁が記者会見する。追加の金融緩和はないとの見方が大勢だが、足元での調整によって市場の期待感は予想以上に高まることになりそうだ。《TN》

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