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週刊ダイヤモンド今週号より~信用金庫の光と影、規制の狭間で揺れる地域金融
記事提供元:フィスコ
*08:00JST 週刊ダイヤモンド今週号より~信用金庫の光と影、規制の狭間で揺れる地域金融
支えあいの精神で、資金繰りに悩む中小企業に手を差し伸べてきた信用金庫。地域密着型金融の代表格でもある信金が今、地方の衰退によって岐路に立たされています。非営利の協同組織を貫くか、規制の壁を越えて銀行に近づくのか——。今週号の特集では、その狭間で揺れる信金業界の希望の光と苦悩の影を探っています。
信金は制度上、営業地域が限られており、顧客も基本的には営業区域内の個人や企業に絞られます。疲弊する地域経済と“運命共同体”であるため、地元に縛られる信金も厳しい経営環境に置かれています。そうした中で信金の大再編を模索する話も浮上し始めました。「持ち株会社」のような組織をつくり、そこに各信金をぶら下げ経営統合して、財務基盤を強化することができないかとの手法が検討されているといいます。
また、全国信用金庫協会は昨夏に、信金の協同出資によるインターネット専業銀行の設立構想を打ち出しました。ネット銀行を、相続などで営業地域外に流出する預金の受け皿にし、業界全体で顧客をつなぎとめる狙いがあります。しかしながら、収益分配の仕組みや与信管理をはじめ、乗り越えるべき課題は多いのが現状です。これを打破するには、抜本的な制度改正を避けては通れないとダイヤモンド誌では指摘しています。
特集の最後には、「信用金庫ランキング」を掲載。安定的な財務基盤を持ちながら、地域に根ざした金融仲介の役割をどれだけ果たしているかを、預貸率や自己資本比率など、5つの経営指標を基にしてランキング化しています。《NT》
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