きちり 積極的なブランド展開、決算は想定線で着地

2014年2月12日 08:51

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記事提供元:フィスコ


*08:51JST きちり---積極的なブランド展開、決算は想定線で着地

きちり<3082>は7日、2014年6月期第2四半期累計(2013年7-12月)決算を発表。売上高は前年同期比10.6%増の34.35億円、営業利益は24.4%減の2.2億円となった。経常利益は同24.5%減の2.39億円、四半期純利益は20.6%減の1.41億円に。同社はすでに1月に業績予想を修正しており、今回の決算はこれに沿った内容となった。

現状では、同社の既存店売上高は回復基調にあり、関西圏だけでなく関東圏でも「KICHIRI」ブランドのさらなる認知度向上に尽力。今年3月1日には“はかた地どり”専門店「農事組合法人 福栄組合」を、JR川崎駅に直結した大型商業施設「ラゾーナ川崎」内にリニューアルオープンさせる。

はかた地どりとは、福岡の郷土料理「水炊き」に適した博多の地鶏で、コクと旨みがあるのが特徴。九州新幹線の全線開通やJR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」の運行開始で九州に注目が集まる中、九州グルメの普及に弾みが付きつつある。同社が大阪で経営する「はかた地どり福栄組合 道頓堀」がメディアで紹介されるなど、九州ブームがブランド展開の追い風になる可能性を秘めている。

通期については、売上高が前期比14.1%増の71億円、営業利益が4.5%減の5.4億円、経常利益が4.2%減の5.8億円、純利益が1.1%増の3.48億円という従来の会社計画を据え置いた。

きちりは女性客層をターゲットとした居酒屋「KICHIRI」を関西、首都圏で展開する。厳選された食材とおしゃれ感を演出した店舗、「おもてなし」の接客が支持を集めて成長を続ける。育成中のプラットフォームシェアリング事業(PFS事業)は、自社で利用している情報システムを同業他社に提供するサービスで、利用企業にとっては店舗運営コスト削減などのメリットがあり、特に食材コストに関して導入メリットは大きい。《FA》

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