日経平均株価は続落でのスタート 日銀による追加緩和を催促するための株安か

2014年2月3日 09:00

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記事提供元:フィスコ


*09:00JST 日経平均株価は続落でのスタート 日銀による追加緩和を催促するための株安か

日経平均株価は節目の15000円を下回る水準で推移しているが、株安の要因は新興諸国の経済悪化(通貨安)に対する懸念だけではないとの声が聞かれている。2014年度は消費税増税が実施されるが、社会保障負担も増加する。この二つで約9兆円規模の下押し圧力になる。

さらに、補正予算規模(2014年度に執行される2013年度補正)が大幅に圧縮される。2013年度補正は5.5兆円規模になる。2012年度補正は13兆円規模だった。財政支出の大幅な圧縮は景気に悪影響を及ぼすことはほぼ確実であり、日銀による追加緩和(2月または3月)は必至の状況であると思われていた。

しかしながら、黒田日銀総裁は日本経済はまずまず順調であり、消費増税の影響は克服できるとの見方を周囲に伝えているため、2月に追加緩和を実施することは難しい状況となっている。それでは困るということで、株式市場は追加緩和を催促するために大きく下げる展開となっている。《FA》

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