日本株見通し:チャートは更に悪化、買い残高は週間で昨年5月以来の2000億円増

2014年2月3日 08:20

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記事提供元:フィスコ


*08:21JST 日本株見通し:チャートは更に悪化、買い残高は週間で昨年5月以来の2000億円増

今週も不安定な相場展開が続きそうである。週末1月31日の米国市場は下落し、シカゴ日経225先物清算値は14610円。これにサヤ寄せする格好から、NYダウ同様に、一目均衡表の雲を割り込む形状になろう。この雲は15200円辺りまで切り上がりをみせてくるため、雲下限が今後は上値抵抗といった形となり、チャート形状が一段と悪化する。トレンド悪化によって押し目買い意欲も後退する可能性があるため、神経質な相場展開になる可能性が高い。

また、1月24日時点の2市場信用残高では、買い残高が週間で昨年5月以来の2000億円増となった。5月の時点ではその後1ヶ月は買い方の需給整理がみられており、足元の株価調整に伴う需給悪化なども警戒されてきそうである。今週は2月7日に1月の米雇用統計が発表されるほか、米連邦政府の債務上限の適用停止期限を迎えることから、これらを見極めたいとする模様眺めムードも強まりそうである。

もっとも、波乱含みの相場展開のなか、本格化する決算に対しては冷静な対応が窺える。短期的な乱高下はあるものの、好決算銘柄に対する物色意欲は強く、冷静に押し目を狙いたいところであろう。今週はトヨタ自<7203>の決算も予定されており、来期業績の拡大期待を高める内容などから、調整ムードを払拭してもらいたいところである。《TN》

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