【編集長の視点】地盤ネットは再株式分割権利落ち後安値から業績上ぶれ思惑が高まり急反発

2014年1月29日 10:10

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  地盤ネット <6072> (東マ)は、46円高の1254円と4営業日ぶりに急反発し、昨年12月25日につけた株式分割(1対2)の権利落ち後安値1204円に並ぶ安値水準から底上げしている。同社株は、2月4日に今3月期第3四半期(3Q)決算の発表を予定しているが、この3Q決算発表で連続して過去最高更新を予想している純利益が、さらに上ぶれるとの思惑が強まり買い再燃となっており、新規株式公開(IPO)後の第1回目の昨年3月の株式分割の権利落ち後に大化けしたことへの連想も働いている。

■2Q業績が上ぶれ着地し通期純利益も上ぶれ観測

  同社の今期業績は、売り上げ24億2600万円(前期比74%増)、経常利益6億7700万円(同89%増)、純利益4億500万円(同89%増)と連続の大幅増収増益が予想され、純利益は、過去最高更新が続く。東日本大震災以来、住宅を建築する地盤調査と地盤の品質証明のニーズが高まっており、同社が、地盤業界の「デファクトスタンダード(事実上の業界標準)」として進めている地盤解析事業や、この解析に基づく地盤改良工事に専門家を派遣する「地盤インスペクター事業」などが、新規顧客の獲得や既存顧客の掘り起こしにより取引企業、サービス利用件数とも過去最大となるなど好調に推移、開発した半自動地盤測定機「グランド・プロ」による調査件数が大幅増となっていることも、要因となる。

  この期初の業績予想に対して、昨年11月に発表した今期第2四半期(2Q)累計業績は、利益が、7000万円~4000万円上ぶれて着地しており、3Q決算発表時には3月通期業績の上ぶれ思惑も高まっている。東洋経済会社四季報の最新号では、純利益を4億5000万円と観測しており、3Qの業績動向に注目が集まっている。

■前回の株式分割では落ち後安値から3.3倍の大化け実績

  株価は、一昨年2012年12月のIPO以来、昨年3月、11月と矢継ぎ早に2回も株式分割を実施、株価水準そのものは、権利落ちで上場来安値となっており、明らかに下げ過ぎである。11月の2回目の株式分割前は、3月の株式分割の権利落ち後安値1790円から上場来高値6040円まで3.3倍化を示現しており、再現思惑を強めて一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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