【木村隆のマーケット&銘柄観察】バリューHRはメタボへの関心の強まりを背景に好環境が続く

2014年1月27日 12:19

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  バリューHR <6078> (JQS)は全体相場急落の24日にストップ高に買い進まれるなど、異彩の人気を見せている。特段の手掛かり材料は見当たらないが、規上場人気に沸いた昨年10月16日の高値6090円から一貫した整理商状にあったため、日柄的にリバウンドのタイミングを迎えていたと指摘できる。

  同社は独自開発したインターネットを通じて健康管理を行う、統合システムのバリューカフェテリアシステムを中核に各種の健康管理サービスを提供しているほか、健康保険組合の設立支援などを手掛けている。前2013年12月期の業績は売上げ19億5000万円と前々期比2.9%増、営業利益は3億8200万円と。同10.5%増益を達成した模様だ。

  主要顧客である健康保険組合の状況は高齢者医療のために拠出する納付金や医療費支出等の増加により、財政が一段と厳しさを増している。また、政府は経済再生に向けた成長戦略を進めているが、その中で国民の「健康寿命」の延伸がテーマの一つとして掲げられている。予防・健康管理の推進として、全ての健康保険組合では来年度からデータヘルス計画(仮称)の作成・公表に向けた取り組みが求められている。メタボリックシンドロームに着目した健診・保健指導の一般化に応じて、個人の健康意識も非常な高まりを見せており、同社にとっての追い風は、今後ともキープされる状況にある。

  決算発表は2月13日に予定されているが、アナリスト筋では今期のさらなる増益を想定する見方が強い。改めて成長性見直しの動きが強まる方向が予想される。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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