前場に注目すべき3つのポイント~中小型株は利食い圧力を見極める必要

2014年1月24日 08:26

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記事提供元:フィスコ


*08:26JST 前場に注目すべき3つのポイント~中小型株は利食い圧力を見極める必要

24日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:売り一巡後の下値の堅さが意識されるか
■外資系証券の注文動向:差し引き580万株の買い越し
■前場の注目材料:外部環境の悪化で上昇の目立った中小型株は利食い圧力を見極め

■売り一巡後の下値の堅さが意識されるか

☆日経225想定レンジ:上限15500円-下限15200円

24日の東京市場は売り優勢の相場展開となろう。23日の米国市場では中国の軟調な経済指標を受けて、NYダウは175ドル超の大幅な下落となった。当然、シカゴ日経225先物も弱い値動きとなり、清算値は大証比310円安の15390円だった。日経平均はこれにサヤ寄せする格好からのギャップ・ダウンによって、14日に付けた直近安値水準を捉えてきそうだ。1月の中国HSBC製造業PMIが予想を下回り、中国の景気減速が継続しているとの懸念が強まった。

ただし、23日の日本株市場では既に中国の軟調な経済指標の結果を受けて下げており、ある程度は織り込まれていると考えられる。円相場は1ドル103円30銭、1ユーロ141円50銭辺りと、円高に振れている。また、来週から本格化する決算発表を前に手掛けづらい状況だろうが、下値の堅さは意識されそうだ。

日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せすることで直近安値を捉えることになろうが、同水準でのダブルボトム形成を意識したいところ。物色の流れとしては、主要大型株は手掛けづらく、個人主体による中小型株にシフトしやすいとみられ、決算などの個別材料を手掛かりとした物色になりやすい。ただし、これまでジャスダックやマザーズ、東証2部などの強さが目立っていたこともあり、地合い悪化によって利益確定の流れも強まりやすい点は注意する必要がありそうだ。

■外資系証券の注文動向:差し引き580万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1210万株、買い1790万株、差し引き580万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

1月17日(金):570万株の買い越し
1月20日(月):530万株の買い越し
1月21日(火):110万株の買い越し
1月22日(水):480万株の買い越し
1月23日(木):130万株の買い越し

■前場の注目材料

・外部環境の悪化で上昇の目立った中小型株は利食い圧力を見極め
・NTTドコモ<9437>など携帯4社、16年から第4世代サービスを開始へ
・ソニー<6758>、ヒトゲノム解析事業に参入

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:30 閣議後、閣僚会見
11:00 菅官房長官、定例記者会見《KO》

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