ソニー:ゲノム情報プラットフォーム事業の新会社を設立、エムスリーなどと共同で

2014年1月23日 16:34

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【1月23日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 ソニー(東:6758)は23日、エムスリー(東:2413)、米・イルミナ社と、ゲノム研究を支援するための「ゲノム情報プラットフォーム」を日本で立ち上げるために協業すると発表した。ソニーとエムスリーは、マイノリティ出資者であるイルミナとともに、2014年2月末までに新会社のP5(ピーファイブ)株式会社を設立する予定。

 「ゲノム研究」とは、人のゲノム情報を関連する医療情報・健康情報と併せて解析する研究で、疾患原因の解明、新たな医薬品・治療方法の開発に繋がる可能性をもつもの。とくに、個別化医療と呼ばれる、個人に最適な医薬品の提供や治療方法の実現への期待が高まっており、ゲノム研究の成果の活用が見込まれている。

 新会社は、「ゲノム情報プラットフォーム事業」として、日本においてゲノムを解析するサービスを提供するとともに、そのゲノム情報を関連する医療情報・健康情報とともに蓄積し、ゲノム情報を利用した研究を支援する。また、将来的には研究支援にとどまらず、ゲノム情報や関連する医療情報・健康情報を個人の医療やヘルスケアに役立てるサービス・プラットフォームの構築も検討していくという。【了】

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