ハイテク企業の好決算が買い安心感に/ランチタイムコメント

2014年1月23日 11:59

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記事提供元:フィスコ


*11:59JST ハイテク企業の好決算が買い安心感に
 日経平均は小幅に続伸。37.61円高の15858.57円(出来高概算15億株)で前場の取引を終えた。22日の米国市場はまちまちだったが、為替市場では対ドル、対ユーロともに円安に振れていたほか、日本電産<6594>、航空電子<6807>などハイテク企業の好決算が買い安心感につながった。海外勢による資金流入が観測されるなか、日経平均は15900円を回復して始まった。
 その後15958.58円まで上げ幅を拡大した日経平均だったが、1月のHSBC中国製造業購買担当者指数(PMI)速報値が予想を下回ったことを受けて、利益確定の流れから上げ幅を縮めている。セクターでは電気機器、保険、銀行、ガラス土石などが堅調。一方で金属、陸運、鉄鋼などが冴えない。東証1部の騰落銘柄は値下がり数が6割を占めており、ハイテク株のほか、指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>の上昇に支えられていた。
 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が6割を占めてはいるが、上昇している銘柄などがハイテクなど決算を評価した格好であり、地合いは悪くないだろう。ファーストリテ<9983>のほか、弱い値動きをみせているソフトバンク<9984>などの影響を受けやすいものの、業績などを手掛かりにした個別対応が続きそうである。
 また、中国の経済指標を受けてファナック<6954>、コマツ<6301>などが一時下げに転じているほか、三菱商<8058>、三井物産<8031>など商社株は全般小安く推移している。この辺りが下げ渋りからショートカバーをみせてくると、中国関連への見直しが期待されてきそうだ。(村瀬智一)《FA》

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