(中国)上海市場の平均PERは過去最低を記録、売られ過ぎとの声も

2014年1月21日 12:02

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記事提供元:フィスコ


*12:02JST (中国)上海市場の平均PERは過去最低を記録、売られ過ぎとの声も
上海市場の平均PERと平均PBRはきのう20日、それぞれ9.12倍、1.26倍まで低下し、ともに過去最低を記録した。また、この日の出来高は500億元(約8650億円)を下回り、上海総合指数は約6カ月ぶりに2000の大台を割り込んで引けた。

新規株式公開(IPO)の再開に伴う需給懸念が根強いことや、短期金利の急伸が圧迫材料だと分析された。

一方、この日に発表された10-12月期の国内総生産(GDP)など一連の経済指標が堅調だったが、株式市場と経済データの乖離が解消されなかった。また、A株式市場が売られ過ぎとの声も浮上している。

専門家は、不動産市場に大量の資金が注ぎ込まれていることが株式市場の低迷の主因だとの見方。不動産市場の過熱感が是正されない限り、株式市場への資金還流が見込まれないと指摘した。また、ウエートの高い銀行セクターの低迷も指数の足かせだと分析。自己資本比率を満たすため、資金確保で精一杯の市中銀行が自社株を買い戻す余裕がなかったと指摘された。さらに、保険資金など長期的な投資資金の導入遅れなども株式市場の長期低迷の一因だと分析された。《ZN》

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