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【中国の視点】知識なしで欧州ワイナリー買収富裕層が急増、多数は失敗に終わる
記事提供元:フィスコ
*08:08JST 【中国の視点】知識なしで欧州ワイナリー買収富裕層が急増、多数は失敗に終わる
中国人富裕層や企業による欧州ワイナリーを買収するケースがここ数年急増している。統計によると、フランス南西部のボルドー地方だけで直近5年に計60カ所のワイナリーが中国人あるいは中国企業に売却されたという。ただ、健全な経営を継続できるワイナリーは数カ所にとどまっていると報告された。
多くの富裕層はワイナリー経営の難しさを知らないまま流行で買収し、その後有力な管理者を獲得できないことが失敗の最大原因だと分析された。最近に発表された「2013年中国ワイン報告」では、ワインに対する知識について、50%以上の富裕層が普通だと回答した。よく分からないは27%、熟知と回答したのは9%にとどまった。
業界専門家は、ワイナリーの経営が長年の経験や知識が必要だと指摘。また、ワインの製造がブドウの栽培からワイン製造、貯蔵室の消毒や修復などに長い時間と金銭を費やす必要があるため、好きでないと成功しないと強調した。さらに、欧州におけるワイン市場の飽和に伴い、市場の拡大が期待されているのは中国など一部の新興国にとどまっているため、利益拡大の余地が限られているとの見方を示した。
また、中国の消費市場は徐々に成熟してくるため、消費者の志向も多様になると指摘された。欧州産ワインが絶対に売れる時代は終結しており、ワイナリー投資に冒険する前にもう少し慎重な検討が必要だと警告された。《ZN》
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