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【木村隆のマーケット&銘柄観察】ニコンは2月6日の決算発表へ向け増額期待が高まる方向
ニコン <7731> の戻り足に弾みが加わっていきそうな状況だ。昨年8月8日に今2014年の9月中間決算の営業利益を250億円から145億円(前年同期371億円)へ、通期の営業利益を850億円から650億円(前期510億円)へ、下方修正した。スマホの普及が進んでいるため、コンパクトカメラの売上げが大きく落ち込んだことが要因。
想定外の減額を受け、株価はもみあいを下放れ、2100円台から8月12日の安値1666円まで急落に見舞われた。そこで値幅整理は一巡したが、衝撃が大きかったせいかその後の戻りは、はかばかしいものではなかった。しかし、実際に発表された9月中間決算の営業利益は220億円と、8月の減額修正の145億円を大きく上回った。
デジタル一眼レフカメラなどが回復に向かいつつあるほか、半導体製造装置の好転などが要因。しかし、通期の営業利益650億円の見通しは据え置かれ、やや株価の戻りに水を差す結果となった。ただ、アナリスト筋は会社側の見通しは慎重に過ぎ、いずれ増額修正が有力と見ている。
足元ではスマホの普及がコンパクトカメラの売り上げダウンにつながっているが、スマホの拡大は写真撮影を行う人口を増やし、それが高画質撮影の可能な一眼レフ市場を活性化する方向が予想される。従って、世界的なブランドを確立している同社にとって、先行きの展開力は必ずしも厳しいばかりではない。
アナリストのレーティング最上位継続、目標株価の増額なども相次いでいる。2月6日に今期の第3四半期累計決算の発表が予定されている。そこへ向け、先取り人気が高まっていく方向が予想される。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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