来週の相場で注目すべき3つのポイント:、大納会に安倍首相出席、NISA需要、地政学リスク

2013年12月28日 19:23

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記事提供元:フィスコ


*19:23JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:、大納会に安倍首相出席、NISA需要、地政学リスク
■株式相場見通し

予想レンジ:上限16400-下限16200円

来週は、30日の大納会の1日を残すのみとなった。年内受け渡しの証券優遇税制廃止に伴う売りによって当面の売り需要は止まった格好である。買いのタイミングを探るなか、年明け以降からの参戦というよりは、大納会での物色意欲も意外と強そうである。安倍首相は現職首相としては初めての大納会に出席する予定であり、これも市場心理を刺激することになろう。大納会も証券会社のコールセンターはつながりにくそうである。


NISAに関連した買い需要も引き続き強そうである。今回の年末・年始の休場は12月31日から1月5日までの6日間。その間に1月2日には米国でISM製造業景況指数が発表され、事前予想は11月に続いて50を上回るとみられる。3日にはバーナンキFRB議長講演が予定されている。ISM製造業景況指数が予想を上回ってくるようだと、翌週の10日には12月の雇用統計を控えていることもあり、景気回復への期待が高まる。米国の緩和縮小に対し、日本の追加緩和期待となるなか、為替市場では、よりドル高・円安の流れがはっきりしてくる可能性がある。円安を背景とした景気回復期待が先高期待をより高めることになろう。

■為替市場見通し

来週のドル・円は、米国の12月の雇用統計を見極める展開が予想される。安倍首相の靖国神社参拝を受けて、極東の地政学的リスクに対する懸念が高まっており、円売り要因となるが、東京株式市場が下落した場合は、リスク回避の円買い要因となることで予断を許さない状況が続くことになる。


■来週の注目スケジュール

12月30日(月):大納会(安倍首相出席)、米中古住宅販売成約指数、英住宅価格指数など
12月31日(火):米シカゴ購買部協会景気指数、米S&P/ケース・シラー住宅価格指数など
1月 1日(水):中製造業PMI(政府版)など
1月 2日(木):欧製造業PMI、米ISM製造業景気指数、米新規失業保険申請件数など
1月 3日(金):中非製造業PMI、米バーナンキFRB議長講演、米自動車販売など
1月 4日(土):NY、ボストン、フィラデルフィア、ミネアポリス各連銀総裁がパネル討論など《TM》

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