日経平均は小幅に5日続伸、証券優遇税制の廃止を控えた駆け込み売りも【クロージング】

2013年12月24日 16:08

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記事提供元:フィスコ


*16:08JST 日経平均は小幅に5日続伸、証券優遇税制の廃止を控えた駆け込み売りも【クロージング】

24日の日経平均は小幅に5日続伸となり、18.91円高の15889.33円(出来高概算25億9000万株)で取引を終えた。米国株高や円安を受けて一時16029.65円と2007年12月以来の16000円を回復。その後は16000円を挟んでのこう着が続くなか、大引けにかけて下げに転じる局面もみられたが、小幅ながら5営業日続伸となった。

規模別指数は結局、大型、中型、小型株指数ともに下げに転じたが、小型株指数は終日弱い動きをみせており、証券優遇税制の廃止を控えた利益確定の流れが強まっているようである。JT<2914>、東電<9501>、OLC<4661>、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>、ソニー<6758>など個人株主数の多い主要銘柄は軒並み小安く推移しており、換金売りであろう。

この証券優遇税制の廃止に伴う利益確定の売りは、明日25日の年内受け渡し最終日までとなる。一方、来年1月からのNISA(少額投資非課税制度)需要についても同じく受け渡しベースとなるため、26日から買いが期待できそうだ。待機資金とされるMRF(マネー・リザーブ・ファンド)の純資産残高は過去最高の10兆円に迫る水準となっており、売り込まれていた銘柄などには見直しが意識されよう。

ただ、今日の値動きをみると、明日の大引け間際まで換金売りが続きそうなムードである。そのなかで、どの時間帯から先回り的な買いが強まるかが注目されることになろう。《KO》

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