後場に注目すべき3つのポイント~直近IPO関連など値動きの軽い銘柄に資金が集中

2013年12月24日 12:19

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記事提供元:フィスコ


*12:19JST 後場に注目すべき3つのポイント~直近IPO関連など値動きの軽い銘柄に資金が集中

24日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・16000円回復も証券優遇税制の廃止を控えた利食い継続
・ドル・円は104円38銭付近、株高意識の円売り・ドル買いフローも観測
・後場も全体的な手掛けづらさが継続で値動きの軽い中小型株に資金が向かいやすい

■16000円回復も証券優遇税制の廃止を控えた利食い継続

日経平均は続伸。124.79円高の15995.21円(出来高概算13億4000万株)で前場の取引を終えた。連休中の米国市場ではNYダウが最高値を更新しているほか、シカゴ日経225先物が16000円を付けていたこともあり、これにサヤ寄せする格好でのギャップ・アップから始まった。5月23日のザラバ高値15942.60円を寄り付きの段階でクリアし、その後2007年12月以来の16000円に乗せる局面をみせている。

ただし、東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の6割を占めているほか、規模別指数では小型株指数の下げが目立つ。インデックスに絡んだ商いで上昇し、指数インパクトの大きい値がさの一角が日経平均を下支えする一方、証券優遇税制の廃止を控えた利益確定の流れが出ているようである。セクターでは海運、ゴム製品、パルプ紙、保険、その他製品、電気機器が堅調。一方で、電力ガス、食料品、繊維、陸運、空運、小売などが小安い。

日経平均はようやく5月のザラバ高値をクリアし、2007年12月以来の16000円を付けた。今晩の米国は短縮取引となるほか、25日はクリスマスで米国のほか欧州市場も休場となる。海外勢の資金流入が細るため、日経平均は16000円を挟んでのこう着となりそうだ。

また、東証1部の騰落銘柄の6割が下げている状況であり、個人主体の売買については証券優遇税制の廃止を控えた利益確定の流れが継続しているようだ。この売りは明日までとなり、需給改善を狙った買いなども次第に意識されてくる可能性はありそうだ。

JT<2914>、トヨタ自<7203>、OLC<4661>、JR東<9020>など、個人株主の多い銘柄の動向を睨みつつ、リバウンドのタイミングを探りたいところであろう。

■ドル・円は104円38銭付近、株高意識の円売り・ドル買いフローも観測

ドル・円は104円38銭付近で推移。仲値時点のドル需要は通常並だったもよう。104円00銭付近には短期筋、個人勢のドル買いオーダーが残されており、ドル・円は堅調に推移している。また、日経平均株価が16000円台を回復するなど、株高を意識した円売り・ドル買いのフローも多少入っている。なお、明日25日は欧米、アジア諸国がクリスマス休場となるため、本日24日の為替取引は全般的にやや動意薄の状態が続く可能性との声が聞かれている。

12時18分時点のドル・円は104円38銭、ユーロ・円は142円81銭、ポンド・円は170円67銭、豪ドル・円は93円04銭付近で推移。上海総合指数は、2105.58(前日比+0.76%)で推移している。

■後場のチェック銘柄

・日経平均は一時16000円台を回復、市場参加者が限定的のなか先物に振らされる展開
・メディアドゥ<3678>など直近IPO銘柄に短期資金の矛先が向かう
・後場も全体的な手掛けづらさが継続で値動きの軽い中小型株に資金が向かいやすい

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

14:00 日銀が12月金融経済月報リリース
15:00 工作機械受注(11月確報、日本工作機械工業会)
16:00 東証住宅価格(10月)    首都圏総合:78.01
16:00 菅官房長官、定例記者会見《KO》

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