今日の為替市場ポイント:ポジション調整主体の相場展開に

2013年12月24日 09:12

印刷

記事提供元:フィスコ


*09:12JST 今日の為替市場ポイント:ポジション調整主体の相場展開に

昨日23日のドル・円相場は、東京市場では103円97銭から104円07銭で推移。欧米市場では一時104円12銭まで反発し、104円11銭で取引を終えた。

本日24日のドル・円は104円前後で推移か。ドルの先高観は後退していないが、クリスマス前で顧客筋などの為替取引は減少しており、明日25日まではポジション調整に絡んだ取引が多くなりそうだ。

米連邦準備制度理事会(FRB)は来年1月より、毎月の債券買い入れ額を850億ドルから750億ドルに減らすことを決めた。しかしながら、市場参加者の間からは、債券買い入れ額の減額は新興国市場に大きな影響を与える可能性があるとの声が聞かれている。

ブラジル、トルコ、インドネシアなどの新興国に投資された大量の資金は、量的緩和策の縮小によって各国の金融市場から流出し、米国などに向かうのではないか、との見方は少なくない。資金流出によって新興諸国の経済成長は鈍化する可能性があるが、新興国経済の停滞は主要先進国の経済成長を阻害するとの見方がある。

米国の量的緩和縮小によって新興国の経済成長が本当に鈍化するかどうか、現時点ではわからない。米国が量的緩和策を終了しても、日本と欧州が金融緩和を強化すれば問題ないとの指摘もあるが、2014年の世界経済については予断を許さない状況となりつつある。《KO》

関連記事