前場に注目すべき3つのポイント~FOMCは量的緩和縮小を決定、円安進行が追い風に

2013年12月19日 08:26

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記事提供元:フィスコ


*08:26JST 前場に注目すべき3つのポイント~FOMCは量的緩和縮小を決定、円安進行が追い風に

19日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:次ぎは日銀会合への期待から16000円を意識か
■外資系証券の注文動向:差し引き280万株の買い越し
■前場の注目材料:FOMCは量的緩和縮小を決定、長期的には緩和的な金融政策を維持する見通しを発表

■次ぎは日銀会合への期待から16000円を意識か

☆日経225想定レンジ:上限16000円-下限15800円

19日の東京市場は堅調な展開となろう。18日の米国市場はNYダウが290ドル超の上昇となり、約3週間ぶりに最高値を更新した。注目された連邦公開市場委員会(FOMC)では量的緩和の縮小を決定。不透明要因が解消された格好との見方となった。シカゴ日経225先物は緩和縮小の発表後に急伸し、清算値は大証比305円高の15895円だった。日経平均はこれにサヤ寄せする格好からのギャップ・アップとなり、12月3日に付けた年初来高値を更新することになりそうだ。

18日の日経平均は先回り的な買いによって300円超の上昇をみせていたが、さらに300円を上乗せする格好となるため、需給が大きく改善することになりそうである。FOMCを通過し、市場の関心は19、20日に開催される日銀金融政策決定会合となる。現状維持がコンセンサスとなろうが、米国が緩和縮小に着手し、バーナンキ議長からの予想外のクリスマス・プレゼントとなった。米国の緩和縮小に対して、日本は追加緩和の有無が焦点となるなか、より日銀の政策決定会合に対する期待感が高まることになる。20日の黒田総裁の会見を控え、日経平均は16000円を意識したトレンド形成が期待されそうだ。

物色の流れとしては指数連動の流れから昨日同様、ソフトバンク<9984>やファナック<6954>、ファーストリテ<9983>など値がさの一角や自動車、ハイテクなど東証1部の主要銘柄に資金が集中することになろう。また、資産運用大手5社が、自己資本利益率(ROE)などから選んだ400銘柄で構成する「JPX日経インデックス400」に値動きが連動する投資信託商品の運用に乗り出すと報じられている。TOPIXに算入していない東証2部、東証マザーズ、JASDAQ上場のJPX日経400構成銘柄には、より関心が集まりやすいだろう。

■外資系証券の注文動向:差し引き280万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1290万株、買い1570万株、差し引き280万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

12月12日(木):150万株の買い越し
12月13日(金):440万株の買い越し
12月16日(月):170万株の買い越し
12月17日(火):360万株の売り越し
12月18日(水):1210万株の買い越し

■前場の注目材料

・FOMCは量的緩和縮小を決定、長期的には緩和的な金融政策を維持する見通しを発表
・日銀の追加緩和期待も背景に為替相場は104円台、輸出関連や緩和メリット関連に注目
・今日は足利HD<7167>など4社が新規上場、引き続きIPO関連にも関心が集まりやすい

ダイキアクシス<4245>が東証2部に新規上場(公開価格:1300円)
シンプロメンテ<6086>が東証マザーズに新規上場(公開価格:950円)
ウィルグループ<6089>が東証2部に新規上場(公開価格:2870円)
足利ホールディングス<7167>が東証1部に新規上場(公開価格:420円)

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 前週分対外対内証券売買
08:50 7-9月期資金循環統計
11:00 菅官房長官、定例記者会見《KO》

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