テーマ別分析:12月の“IPOラッシュ”は今週から

2013年12月10日 12:07

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記事提供元:フィスコ


*12:07JST テーマ別分析:12月の“IPOラッシュ”は今週から

■「事業内容」「上場市場」「公開規模」の3条件に注目

12月は全部で17社のIPO(新規株式公開)が予定されており、“IPOラッシュ”の月だと言えよう。既に3日にライドオン・エクスプレス<6082>が、6日にオンコリス・バイオファーマ<4588>が上場したが、今週は5件、来週は9件と、怒涛のラッシュが続く。後半になると機関投資家が休みに入り個人中心の相場になるとみられ、IPOや新興市場の盛り上がりを期待したいところ。

これまでの状況からみると、初値が高くなる銘柄には「事業内容」「上場市場」「公開規模」の3条件が揃っていることが多い。事業内容としてはネット系やバイオ系など成長性の高い業種でビジネスモデルに目新しさのあるものが人気で、上場市場としてはマザーズかJASDAQでの上場に人気が集まり、公開規模としては小規模であるほど初値が上がりやすくなる傾向にあるようだ。この3条件を満たしている銘柄としては、9日に上場するホットリンク<3680>、10日に上場するブイキューブ<3681>、11日に上場するオウチーノ<6084>の3銘柄で、これらは人気が高まることが予想される。逆に、足利ホールディングス<7167>は知名度こそ高いものの、この3条件が揃っていないことや再上場案件への評価が高まりづらいことを考慮すると、スタートにやや苦戦することが見込まれる。

また、人気銘柄でも初値が高くなりすぎてPERが100倍以上になった場合は、逆に割高感が意識される水準となり、その後の動きには警戒が必要だろう。さらに、IPOが集中する時期においては、仮にある銘柄について上場初日に初値が付かずに買い気配のまま終了したとしても、翌日に別の人気銘柄や公開規模の大きい案件が控えている場合、初値買い資金の流出によって2日目は売り気配スタートとなる可能性も想定しておきたいところ。

■12月にIPOを控える銘柄

<3680>ホットリンク
<3681>ブイキューブ
<3682>エンカレッジ・テクノロジ
<6084>オウチーノ
<1429>日本アクア
<3293>アズマハウス
<3294>イーグランド
<6085>アーキテクツ・スタジオ・ジャパン
<6087>アビスト
<6088>シグマクシス
<4245>ダイキアクシス
<6086>シンプロメンテ
<7167>足利ホールディングス
<6089>ウィルグループ
<6090>ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ《KO》

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