《一読必須》今日の日経平均はこうなる~フィスコ・アナリスト別予想!

2013年12月2日 09:16

印刷

記事提供元:フィスコ


*09:16JST 《一読必須》今日の日経平均はこうなる~フィスコ・アナリスト別予想!
【小幅高となる】15600-15750円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一

先週末のNY国市場が高安まちまちだったほか、シカゴ先物が小安くなり、東京市場は利食い優勢の展開から始まりそうである。ただし、好調なブラックフライデーの内容が伝えられるなか、米株高を意識した押し目買い意欲は強そうである。

また、先週は週半ば以降、一番のけん引役だったソフトバンク<9984>が利益確定に押されていた。日経平均が5月高値を捉えるなか、NT倍率の急拡大によるいびつな上昇に対する警戒感も根強かったため、NT倍率の修正を意識させてきそうだ。

とはいえ、先週末に一時急落する局面もみられたが、結果的には28日に空けたマド埋めを完了しており、アイランド・リバーサル形状を避けた格好。ボリンジャーバンドの+1σと+2σとのレンジは継続。バンドは拡大傾向にあり、+2σは15916円辺りまで切り上がっている。また、月足では5月の2000円程度の長い上ひげを11月の大陽線で吸収しており、上へのバイアスが強まりやすい。先高期待は後退しないだろう。シカゴ先物を挟んでの高値圏での保ち合いから、15600-15750円のレンジを想定する。

【小幅高となる】OP権利行使価格16000円を意識=フィスコ田代 昌之
円建てCME先物の清算値は先週末の日中大証比55円安の15685円。為替市場では、ドル・円は102円40銭台、ユーロ・円は139円20銭台と円安加速は一服(8時20分時点)。先週末は方向感の乏しい一日となったが、引けにかけて切り返すなど地合いの強さが確認できた。目先、オプション権利行使価格16000円を目指した展開となっているが、先週末のオプション市場ではプットの売買がやや増加。総建玉でもプットの厚みが増していることで、反落を警戒する動きが出始めているとの観測。12月メジャーSQまで2週間もあることから、今週末の米雇用統計の発表などを材料に週を通して仕掛け的な売買が活発となろう。

師走相場がスタートするなか、今週は日銀関係者のコメントに注目が集まりそうだ。先週は白井日銀審議委員のコメントで追加の金融緩和への期待感が高まったわけだが、今週は本日2日、7日に黒田総裁、4日には佐藤審議委員の講演が予定されている。もっとも佐藤審議委員は同じ民間エコノミスト出身の木内審議委員、そして白井審議委員同様、10月31日に発表した展望レポートに対して一部訂正を進言していることから、現状の金融政策を全て肯定するコメントはないとの市場コンセンサス。ただ、先週は白井審議委員のコメントが円安推移のきっかけとなるなど発言内容への市場の感応度は高いと見たほうが良さそうだ。

【小幅高となる】為替相場を睨んだ動きか=フィスコ伊藤 正雄
先週末、29日の米国株式はまちまち。感謝祭翌日で午後1時までの短縮取引となっており、終日閑散取引となった。年末商戦が本格化する「ブラックフライデー」で小売各社が大規模なセールを開催しており、力強い個人消費への期待感から買いが先行したものの、引けにかけて上げ幅を縮小する展開となった。

セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や小売が上昇する一方で不動産や電気通信サービスが下落した。ダウ平均株価やS&P500指数は8週連続での上昇となった。ダウ平均は1970年以降で9週以上連続で上昇したのはわずかに2回しかなく、一本調子の上昇にやや警戒感も広がりつつある。

CMEの225先物は大証の日中終値より55円安の15685円で取引を終了。NY時間での高値は15735円、安値は15665円、上下のレンジは70円。為替市場では、ドル・円、ユーロ・円ともにやや上昇して戻ってきた。本日は引き続き、為替相場を睨んだ動きが続きそうだ。《MI》

関連記事