概況からBRICsを知ろう~インド市場は海外株高や原油安を好感して3日ぶり反発

2013年11月29日 10:21

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記事提供元:フィスコ


*10:21JST 概況からBRICsを知ろう~インド市場は海外株高や原油安を好感して3日ぶり反発
【ブラジル】ボベスパ指数 51846.83 -0.03%
昨日28日のブラジル市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比14.38ポイント安(-0.03%)の51846.83で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは29、値下がり38、変わらず5と売りが優勢。セクター別では、石油・ガスや公益が売られた半面、資本財や素材が高い。

高値圏でもみ合った後は終盤に下げ幅を急速に拡大させた。公表された10月の財政収支が市場予想を大幅に下回ったことを受け、ブラジル国債の格下げ懸念が高まった。統計局は日本時間29日未明、10月の財政収支が54億レアル(約2384億円)の黒字になったと発表。これは市場予想の80億レアルの黒字を大幅に下回る。

【ロシア】MICEX指数 1479.46 +0.27%
28日のロシア市場は4日ぶりに反発。主要指標のMICEX指数は前日比4.04ポイント高(+0.27%)の1479.46で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり29、値下がり20、変わらず1と買いが優勢となった。

小幅安で寄り付いた後は買い戻されたが、その後は前日の終値近辺でもみ合った。連日の下落を受けて売られ過ぎ感が強まり、幅広い銘柄に買い戻しが広がった。また、ゴールドマン・サックス証券(GS)がロシア株の投資判断を引き上げたことも改めて好材料視されたもようだ。

【インド】SENSEX指数 20534.91 +0.56%
28日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。最終売買日となる先物の動きを意識しながらも、海外株高や原油相場の下落などが買い材料になった。米国では良好な経済指標が相次いでおり、量的金融緩和の縮小開始が懸念されるものの、株高を受けた投資家のリスクオン姿勢が優勢になった。一方、翌29日には7-9月期の国内総生産(GDP)が発表されるとあり、上値を切り上げる動きとはならず。指数は20600近辺まで上げ幅を拡げた後には、やや売りに押し戻された。

【中国本土】上海総合指数 2219.37 +0.83%
28日の上海総合指数は続伸。終値で10月21日以来の高値を更新した。国内外の機関投資家が相次いで本土A株の先行きにポジティブな見方を示したことが買い安心感を与えた。また、国務院(内閣に相当)が石炭会社の税負担を軽減する方針を示すなど、個別に材料の出たセクターが買われた。ただ、指数は後場には上げ渋る展開に。週末には中国政府版の製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表されるとあり、その内容を見極めたいとの思惑も強まった。《FA》

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