注目銘柄ダイジェスト(前場):みずほFG、野村HD、ソニー、ドワンゴなど

2013年11月15日 11:34

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記事提供元:フィスコ


*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):みずほFG、野村HD、ソニー、ドワンゴなど

みずほFG<8411>:218円(前日比+4円)
買い先行。同社は前日に上半期の決算を発表、通期純利益を従来予想の5000億円から6000億円に上方修正している。前日の観測報道で伝わった通りでインパクトは限定的だが、期末増配の可能性の高まりが指摘されるなど、引き続き買い材料につながる格好のようだ。また、引き続き海外投資家の資金流入が強まっていると観測されることなども、メガバンクには買い安心材料に。

野村HD<8604>:784円(同+30円)
大幅に5日続伸。日経平均が年初来高値をつけた5月23日以来の水準にまで回復するなど、株式市場の順調推移を受けて、関心が向かう状況となっている。また、クレディ・スイス(CS)では、株価上昇が収益機会を広げる可能性などと指摘、来期以降の業績予想を上方修正しているもよう。足利HD<7167>の上場が承認されていることなどもプラス材料。

ソニー<6758>:1850円(同+64円)
4日続伸。足元では、企業価値向上策への期待感の高まり、「PS4」への期待感などを背景に強い動きが目立ってきているが、本日はモルガン・スタンレー(MS)が投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げしており、追加の支援材料につながっている。MSでは、今後は追加構造改革期待や、最近の新製品展開における変化の兆しから、株価下落リスクは限定的と判断している。一方、PCに関して、近々に抜本的な構造改革を発表とみているようだ。なお、目標株価は2100円としている。

ドワンゴ<3715>:2264円(同+400円)
ストップ高まで急伸。同社は前日に決算を発表、営業利益は21.3億円で前期比58%増益、従来計画の20億円を上振れての着地となった。今期は31.2億円で同46%増益の見通し。UBSでは投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げで2380円目標。今年度内の動画広告導入を経営陣が明言しており、ポジティブニュースとの評価。また、本日は任天堂<7974>が1.5%の株式を取得と発表、追加の買い材料にもつながる。

大崎電気工業<6644>:550円(同-19円)
続落。東京電力<9501>が2014年度に導入するスマートメーターの競争入札で、落札者が3社に決定したと伝わっている。同社も応札していたが、落札とはならなかったもようであり、マイナス材料視される格好のようだ。足元で期待感が先行していた反動も強まっている。

JBR<2453>:77500円(同-4300円)
下落率上位。同社は前日に決算発表を行っている。営業利益は7.4億円で前期比21%増益、今期は9.8億円で同33%増益予想と好決算に。ただ、従来から好決算期待は高かっただけに、短期的な出尽くし感が先行する格好とみられる。また、先行投資負担などもあって、前期実績が従来計画の7.8億円を下振れる着地となったことも、ネガティブに捉えられる状況にも。

C&GSYS<6633>:1021円(同+150円)
ストップ高。第3四半期決算と同時に、通期の営業利益見通しを1.7億円から2.2億円へと上方修正したことが好感されている。国内では自動車産業を中心とした製造業の回復を背景に、CAD、CAM製品の旧システムから最新版への移行が拡大したほか、海外ではタイを中心に東南アジア地域で販売が拡大した。なお、期末の配当予想を1株当たり5円から7円へと引き上げたことも支援材料に。

UBIC<2158>:2727円(同-188円)
大幅続落。昨日は今期業績予想の下方修正がネガティブ材料視されたが、本日は野村が投資判断を「バイ」から「ニュートラル」へ、目標株価を6900円から3400円へと引き下げたことも嫌気されている。7-9月期に、案件の期ずれや和解等による案件の消滅など、リスク要因が軒並み噴出し、営業損失に陥ったことが背景。なお、短期的な業績管理能力には課題が残るが、長期的な事業展開力への評価は変わらないともコメントしている。

N・フィールド<6077>:9350円(同-1150円)
下げ目立つ。昨日は第3四半期決算を発表し、1-9月期営業利益は9700万円で着地した。通期の営業利益は2.1億円が計画されており、第3四半期までの低進捗がネガティブ材料視されている。同社については、直近IPO銘柄を物色する動きも波及し、8月の上場以降は上値を試す展開が続いており、決算発表を手掛かりに利益確定売りも。

オークファン<3674>:3450円(同+75円)
続伸。昨日は本決算を発表し、今期売上高は前期比33.5%増の10.0億円、営業利益は同30.9%増の4.0億円と大幅な増収増益見通しとなったことが評価材料視されている。「aucfan.com」を中心とするサービスをより幅広いユーザーに利用されることを目指し、プレミアム会員数の増加による会員事業の拡大を図ると。なお、四季報予想の今期営業利益は3.8億円が見込まれていた。

レーサム<8890>:174300円(同+5300円)
買い先行。昨日は中間決算を発表し、上期営業利益は前年同期比98.3%増の24.0億円と大幅増益で着地したことが好感されている。資産運用事業において、取扱難度が高く、付加価値の高い物件の販売に注力したことで利益率が大幅に改善したことなどが背景。上期の業績予想は公表されていなかったが、四季報予想の営業利益は17.0億円が見込まれており、好決算として前向きに評価されている。《KO》

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