後場に注目すべき3つのポイント~大手ゼネコン各社が後場決算を発表予定

2013年11月12日 12:20

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記事提供元:フィスコ


*12:21JST 後場に注目すべき3つのポイント~大手ゼネコン各社が後場決算を発表予定

12日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・先物主導でショートカバーを誘う格好にも
・ドル・円は99円53銭付近、リスク志向の円売りで強含む展開
・大手ゼネコン各社、タクマ<6013>、ゼンショーHD<7550>などが後場決算発表予定

■先物主導でショートカバーを誘う格好にも

日経平均は大幅に続伸。240.72円高の14510.56円(出来高概算12億9000万株)で前場の取引を終えた。小幅に続伸して始まった日経平均は寄付き直後こそ小動きで推移していたが、9時半辺りから先物主導で上げ幅を拡大する展開となった。先物市場では大口買いが断続的に入ったほか、この流れを受けて円相場が1ドル99円半ばと円安基調が強まったことも買い安心感に繋がったようだ。

セクターでは東証33業種全てが上昇しており、倉庫運輸、保険、その他金融、不動産、金属製品、銀行、情報通信、小売、証券などが強い。東証1部の騰落銘柄では、値上がり数が1300を超えており、全体の8割近くを占めている。また、規模別指数では、大型、中型、小型株指数ともに上昇。

ソフトバンク<9984>はいったん下げに転じてからの大幅な切り返しであり、先物主導ながらもショートカバーを誘った展開のようである。もっとも、ほぼ全面高商状ながらも決算が嫌気された太陽誘電<6976>が12%超の下げ、業績観測が報じられた大林組<1802>は4%超の下げとなるなど、冷静な動きであるようだ。また、インデックスに絡んだ商いの影響が大きく、値がさなどはインパクトが大きいだろうが、その他の銘柄などはインデックス買いが途切れれば直ぐさま値を消す可能性もある。日経平均は大幅に上昇しているとはいえ、積極的なリバウンド狙いには慎重な面もあろう。

セクターでは、倉庫運輸、保険、その他金融、不動産などが上位である。緩和メリットや内需系が上位である。円相場が1ドル99円半ばで推移するものの、輸出関連が上位でないことをみても、手掛けづらいところか。

■ドル・円は99円53銭付近、リスク志向の円売りで強含む展開

ドル・円は99円53銭付近で推移。ここまでのドル・円は99円10銭から99円59銭まで堅調に推移。先週末8日の発表された米国10月雇用統計がポジティブサプライズとなり、米国量的緩和の早期縮小観測が台頭したことによるドル高傾向が引き続きドル・円をサポート。また、東京株式市場が先物主導で上げ幅を拡大しており、リスク志向的な円売りが優勢となっている。

12時19分時点のドル・円は99円53銭、ユーロ・円は133円33銭、ポンド・円は158円97銭、豪ドル・円は92円88銭付近で推移。上海総合指数は、2114.46(前日比+0.24%)で推移している。

■後場のチェック銘柄

・日経平均は先物主導で上げ幅を拡大、先物に振らされやすい地合いが継続
・ガンホー<3765>やサイバー<4751>など新興市場の主力株が軒並み反発
・大手ゼネコン各社、タクマ<6013>、ゼンショーHD<7550>などが後場決算発表予定

■後場の決算発表予定

■13:00

<1776>三住道路
<1802>大林組
<1803>清水建
<1812>鹿島
<1884>日道路
<4119>ピグメント
<4966>上村工業
<5344>MARUWA
<6281>前田製
<6396>宇野鉄

■14:00

<1801>大成建
<1893>五洋建
<1964>中外炉
<2108>甜菜糖
<3877>中越パル
<4621>ロックペイント
<4990>昭和化
<5161>西川ゴム
<5212>不二硝
<6013>タクマ
<6144>西電機
<7550>ゼンショーHD
<7734>理計器
<7758>セコニックHD
<7943>ニチハ
<8041>OUGHD
<8086>ニプロ
<8542>トマト銀

■14:30

<8713>フィデアHD

※上記スケジュールは予定となっておりますので、発表日時が変更になる場合がございます。

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

12:45 30年国債入札の結果発表
15:00 10月工作機械受注速報
16:00 菅官房長官、定例記者会見《KO》

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