サン電子 上期は大幅な増収増益、モバイルデータソリューション事業が遊技台部品事業を上回る伸び

2013年11月5日 12:09

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記事提供元:フィスコ


*12:09JST サン電子---上期は大幅な増収増益、モバイルデータソリューション事業が遊技台部品事業を上回る伸び

携帯電話用データ転送機器・パチンコ関連機器・ゲームソフトなどを扱うサン電子<6736>は、1日に上期(4-9月期)連結決算を発表した。売上高は前年同期比30.3%増の126.64億円、営業利益は同42.2%増の13.58億円、経常利益は同49.9%増の14.23億円、純利益は同38.1%増の8.03億円と大幅な増収増益を達成した。

セグメント別に見ると、携帯電話用データ転送機器を扱うモバイルデータソリューション事業の売上高の伸びが顕著である。同セグメントの売上構成比は、前年同期の26.4%から今上期は30.6%と4.2ポイントの伸びを示している。パチンコ台向け部品を扱う遊技台部品事業が同47.6%から48.4%へと0.8ポイントの伸びであったことを考えると、モバイルデータソリューション事業は第2の収益の柱としての存在感を大きく増してきているといえよう。

下期に向けて、9月から国内通信キャリア3社が新型「iPhone 5s」「iPhone 5c」などを発売開始する中で、同社の携帯電話・スマホ向けデータ転送装置「Cellebrite Touch」が大手通信キャリアの携帯販売店で確認されたとの情報があるなど、引き続きモバイルデータソリューション事業の更なる伸張が期待されよう。

通期業績予想については、期初計画を据え置いた。理由は、現時点の主要市場であるパチンコ分野の需要変動が比較的大きいうえ、ホールシステムの需要期である第3四半期以後の状況を見極める必要があるためとしている。期初計画は、売上高が前期比7.1%増の200.00億円、営業利益が同26.8%増の20.00億円、経常利益が同15.6%増の20.00億円、純利益が同3.0%増の14.00億円としている。ちなみに、通期計画に対する上期営業利益の進捗率は67.9%となっている。

同社は、パチンコ関連機器や、Cellebrite社の携帯電話データ転送機器、モバイルルーターなどの通信機器や、ゲームソフトなどを取り扱うメーカーである。《FA》

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