前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は業績関連中心の個別対応に

2013年10月28日 08:22

印刷

記事提供元:フィスコ


*08:22JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は業績関連中心の個別対応に

28日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:主要企業の決算が本格化
■外資系証券の注文動向:差し引き640万株の買い越し
■前場の注目材料:洋上風力発電の購入価格1.5倍超で育成へ、風力発電関連に関心が高まる可能性

■主要企業の決算が本格化

☆日経225想定レンジ:上限14280円-下限14130円

28日の東京市場は先週末の下げの反動、米国株高の流れを受けて、リバウンドが期待される。シカゴ日経225先物清算値は大証比85円高の14205円であり、日経平均はこれにサヤ寄せする展開となろう。テクニカル面では一目均衡表の薄い雲の水準まで一気に調整しており、いったんはリバウンドが試されるところだ。

今週は主要企業の決算が本格化し、31日には前半戦のピークを迎える。アベノミクス効果によって上方修正への期待が高まっていることもあり、発表予定の企業への関心は相当高い。コンセンサスを上回る第2四半期業績の着地、および通期計画の上方修正が相次ぐようだと、目先の調整局面は押し目拾いの好機に映る可能性がある。

もっとも、ピークが近づくにつれて様子見ムードも強まると考えられ、物色の流れは個別要因やテーマ銘柄などの材料系銘柄に集中しやすい面もある。米金融緩和政策の縮小のタイミングが年内から来年3月との見方がコンセンサスとなるなか、29日、30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けた円高・ドル安基調が、輸出関連企業への利食いに向かわせる可能性もある。

また、31日には日本銀行が政策委員会・金融政策決定会合を開く。終了後に結果と「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」を公表する。ノーサプライズがコンセンサスだが、米金融緩和政策の縮小が先送りされると想定されるなか、日銀会合でのサプライズ的な追加緩和策が出される可能性も出てくる。これらを見極めながらの個別対応といった展開になりそうである。

■外資系証券の注文動向:差し引き640万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1000万株、買い1640万株、差し引き640万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

10月21日(月):180万株の買い越し
10月22日(火):290万株の買い越し
10月23日(水):720万株の買い越し
10月24日(木):30万株の売り越し
10月25日(金):320万株の買い越し

■前場の注目材料

・米国株高へ買い先行へ、買い一巡後は業績関連中心の個別対応に
・米有力ファンドが日本企業投資拡大、海外勢の資金流入観測が下支え要因に
・洋上風力発電の購入価格1.5倍超で育成へ、風力発電関連に関心が高まる可能性

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

11:00 菅官房長官、定例記者会見《KO》

関連記事