米株式:小幅上昇、勢いに欠ける

2013年10月25日 23:47

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記事提供元:フィスコ


*23:47JST 米株式:小幅上昇、勢いに欠ける

米株式市場

前営業日の現物引け後からナスダック先物は上昇していたが、S&Pには大きな動きは見られなかった。ただ、大きな下落の動きも見られずにフラットな動きが25日現物寄り付き後も続いている。S&Pは22日に1759.33にまで史上最高値を更新している。

先週、政府機関再開と一時的な債務引き上げが決まった中で、海外からもワシントンへの懸念が聞こえてきており、IMFは「米国議会は債務上限に関して両党が解決に努めるべき」、「財務政策に関して中期的な計画が必要」とコメントしている。政府同意は14年2月7日までの債務上限引上げと1月15日までの連邦政府の歳出。

15日夕方に米ソブリン債をネガティヴウォッチに設定していたフィッチは14年第1四半期終了までの引き下げを示唆していた。なお、同格付会社は22日に、「AAA国の債務対GDPは主に80-90%、だが、フランス、ドイツ、英国は90-100%、米国にいたっては110%」と指摘、24日には「13年の世界経済成長を2.4から2.3%に14年を3.1から2.9%」に引き下げている。

来週30日には連邦公開市場委員会後の結果発表を控えるが、大きなイベントとは見られていない。ロンドンベースのキャピタルエコノミックスも「連銀は縮小する機会を失った可能性が高い」と指摘。9月18日に毎月850億ドルでの資産購入維持を発表し、更にバーナンキ議長が利上げの時期に関して失業率が6.5%を著しく下回った後、とした以降このような指摘は多い。

海外では上海銀行間出し手金利(SHIBOR)の上昇が報じられているが6月時のような急伸は依然していない。

個別銘柄では、大型株でテク関連(アマゾン(AMZN)、マイクロソフト(MSFT))やプロクター&ギャンブル(PG)が市場予想を上回る決算を発表している。

S&P 500は1.66高の1753.73前後で推移、ナスダック総合指数14.97ポイント高の3943.93ポイント、ダウ平均株価は14.18ドル高の15523.39ドル前後で推移(日本時間23時25分時点)。《KG》

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