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ザラバ決算発表を手掛かりに/ランチタイムコメント
*11:58JST ザラバ決算発表を手掛かりに
日経平均は下落。173.69円安の14312.72円(出来高概算11億2000万株)で前場の取引を終えた。海外株高の波及はみられず、シカゴ先物の弱い動きから、これにサヤ寄せする格好で売りが先行。為替市場ではドル・円が1ドル97円30銭辺りで推移しており、米量的緩和政策の長期化によって円安に振れづらく、上値の重し。また、足下で相場のけん引役として強い動きが続いていたソフトバンク<9984>が3%を超える下げとなるなか、幅広い銘柄に利益確定の売りが出ているようである。
一方、個人主体による売買は活発であり、LINEは2014年夏をメドに東証に上場する方針を固めたと報じられ、アドウェイズ<2489>、ネオス<3627>など関連銘柄に資金が流入している。セクターでは保険のみがプラスであり、情報通信、パルプ紙、陸運、電力ガス、化学、銀行、倉庫運輸、その他製品、その他金融などが弱い。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の7割を占めている。
ソフトバンク<9984>の下げにより、リバウンドは期待しづらい状況であり、週末要因から次第に様子見姿勢が強まる可能性がある。日経平均は結果的に25日線を支持線に変えることができず、ボリンジャーバンドでは-1σとのレンジが意識されるため、14200-14500円辺りでの推移に。日銀によるETF買い入れによる下支えは意識されるが、ソフトバンクの指数インパクトに加えて、心理的な影響も大きいとみられ、昨日同様、ソフトバンクを睨みながらの展開に。
物色としては決算を手掛かりにした流れが強まりやすいため、13時発表予定のアツギ<3529>、日立キャピ<8586>、だいこう<8692>、京阪神ビ<8818>、エスリード<8877>、14時に発表予定のJFE<5411>、三晃金<1972>、積水樹脂<4212>、エックスネット<4762>、KADOKAWA<9477>、アイネス<9742>などの動向が注目される。(村瀬智一)《FA》
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