【編集長の視点】村田製作所は2Q業績の上方修正・V字回復幅拡大で切り返して急続伸

2013年10月25日 10:00

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  村田製作所 <6981> は、460円高の8050円と急続伸している。前日24日大引け後に10月31日予定の今3月期第2四半期(2Q)累計決算の発表に先立ってその2Q累計業績を上方修正、V字回復幅を拡大し、市場コンセンサスを上回ることを手掛かりに主力株買いが増勢となっている。同社株は、10月22日に米国のアップル社が、新型タブレット型携帯端末「iPad Air」などの発売を発表、関連人気の高まりを期待したものの、株価は、急反落しており、2Q累計業績上方修正で切り返した形となっている。

  2Q累計業績は、期初予想より売り上げを340億円、経常利益を180億円、純利益を140億円それぞれ引き上げ、純利益は、470億円(前年同期比3.1倍)とV字回復し、市場コンセンサスを約70億円上回る。2Q累計の売り上げが、スマートフォンの成長、タブレット端末の拡大、自動車生産台数の増加、電装化進展などで期初予想を上回って好調に推移しており、増収効果で利益の上方修正につながった。

  3月通期業績の見通しは現在、集計中で、修正が必要となった場合に改めて公表するとしている。期初予想では、通期純利益を700億円(前期比65%増)と続伸を見込んでおり、10月31日予定の2Q累計決算の動向に注目が集まろう。

  株価は、前期業績の上ぶれ着地に今期業績の続伸・増配予想が加わって年初来高値8860円をつけたが、全般相場急落の悪地合い下で6660円まで調整し、7850円まで出直ったあと、前日には25日移動平均線水準の7500円台へ下ヒゲを伸ばし下値を再確認している。リバウンド幅の拡大が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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