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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サンコーテクノは好業績評価して上値追い、建設ビッグプロジェクトも支援材料
アンカー大手のサンコーテクノ <3435> (JQS)の株価が年初来高値を更新している。20年東京夏季五輪やリニア中央新幹線など建設ビッグプロジェクトが支援材料であり、好業績を評価して上値を追う展開だろう。
ファスニング事業(あと施工アンカーなど)、リニューアル事業(FRPシート、太陽光発電関連など)、センサー事業(アルコール測定器など)を展開している。あと施工アンカーはコンクリート用の特殊ネジ・釘類であり、需要は震災復興・耐震補強工事、老朽化インフラ補修・更新工事など公共投資の増加が追い風となる。さらにメガソーラーの増加で太陽光発電架台設置用も好調が続いている。
今期(14年3月期)の連結業績見通しについては9月13日に増額修正して、売上高が前期比8.1%増の163億40百万円、営業利益が同23.4%増の10億70百万円、経常利益が同22.6%増の10億30百万円、純利益が同37.7%増の6億10百万円とした。主力のあと施工アンカーや太陽光関連商材の受注が想定以上に好調のようだ。高付加価値製品の販売増や、販管費の抑制なども寄与する。第2四半期累計(4月~9月)の増額分を上乗せした形のため、通期再増額の可能性が高いだろう。
株価の動き(10月1日付で株式2分割)を見ると、8月安値圏の1200円近辺から反発後は、短期調整を挟みながら順調に水準を切り上げる展開だ。10月17日には1690円を付けて5月の高値1645円を突破し、10月21日には1830円まで上伸する場面があった。好業績を評価する動きが強まっているようだ。
10月24日の終値1740円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS149円90銭で算出)は11~12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間25円で算出)は1.4%近辺、実績PBR(前期実績に株式分割を考慮した連結BPS1757円28銭で算出)は1.0倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線に対するプラス乖離率が広がり、目先的にはやや過熱感もあるが、週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスとなり、先高感を強めている。指標面に割高感はなく、過熱感を冷ますための短期調整を挟みながら上値を追う動きだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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