後場に注目すべき3つのポイント~値動きの軽い中小型株に短期資金が流入

2013年10月24日 12:21

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記事提供元:フィスコ


*12:21JST 後場に注目すべき3つのポイント~値動きの軽い中小型株に短期資金が流入

24日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・ソフトバンクを横目に決算を手掛かりとした個別対応
・ドル・円は97円33銭付近、中国の経済指標改善を好感
・主力株の手掛けづらさは継続、後場も動意付いた中小型株に追随へ

■ソフトバンクを横目に決算を手掛かりとした個別対応

日経平均は続落。60.55円安の14365.50円(出来高概算11億7000万株)で前場の取引を終えた。中国や欧州の株安が波及した米国株安の流れを受けて、売り先行の展開となった。寄り付き後も不安定な値動きをみせており、前場半ばには一時14273.71円まで下げ幅を広げる局面をみせている。

その後、10月のHSBC中国PMI速報値が7ヶ月ぶり高水準だったこと、売りが先行していたソフトバンク<9984>の切り返しもあって、一時14400円を回復している。とはいえ、リバウンド機運は高まらず、寄り付き水準でのこう着が続いている。セクターでは石油石炭、水産農林、建設、医薬品、情報通信などがしっかり。一方で、その他金融、不動産、保険、電力ガス、金属製品、銀行などが利益確定の売りに押されている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の過半数を占めている。

日経平均は、売り一巡後は底堅い動きをみせている。ソフトバンク<9984>がプラスに転じたインパクトが大きいであろう。米キャタピラーの決算が嫌気されたコマツ<6301>、日立建<6305>なども下げ幅を縮めている。また、個人主体の資金とはみられるが、中小型株の一角への物色は活発。決算発表や業績修正などを発表した企業への物色も強く、日経平均は続落ながらも、それ程地合いは悪くないようだ。

とはいえ、コマツなどが再び弱含むようだと、決算を見極めたいとのムードが強まりやすい。また、ソフトバンクが下げに転じてくると、市場心理は慎重姿勢を強めてくることになろう。まずはソフトバンクを横目に睨みながら、決算を手掛かりとした個別対応になりそうだ。

■ドル・円は97円33銭付近、中国の経済指標改善を好感

ドル・円は97円33銭付近で推移。日本時間10時45分に発表された中国10月のHSBC製造業PMIは50.9で市場予想の50.4を上回った。市場予想と8月実績(50.2)を上回ったことでドル売り・円買いは一服している。日経平均株価の下げ幅縮小も意識されているようだ。なお、24日の中国株が反発すれば、日経平均株価の反転・上昇が期待できることから、リスク回避的な円買いは一服し、ドル・円は97円台後半に戻す可能性があるとみられている。

■今後のポイント

・日経平均株価の下げ幅縮小を意識してドル・円は下げ渋る
・10月HSBC製造業PMIの改善を好感してリスク選好的な円売りが増える可能性

12時20分時点のドル・円は97円33銭、ユーロ・円は134円21銭、ポンド・円は157円62銭、豪ドル・円は93円94銭付近で推移。上海総合指数は、2175.20(前日比-0.36%)で推移している。

■後場のチェック銘柄

・日経平均は中国経済指標の上振れやソフトバンク<9984>のプラス転換で下げ渋る
・カジノ関連などテーマや値動きの軽い中小型株に短期資金が流入
・主力株の手掛けづらさは継続、後場も動意付いた中小型株に追随へ

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

16:00 菅官房長官、定例記者会見

<海外>

16:30 独・10月製造業PMI速報値(予想:51.4、9月:51.1)
16:30 独・10月サービス業PMI速報値(予想:53.7、9月:53.7)《KO》

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