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日本電産ベア実施へ、賃上げ機運高まるか
記事提供元:フィスコ
*15:20JST 日本電産ベア実施へ、賃上げ機運高まるか
日本電産<6594>の永守重信社長は22日、大阪市内で開かれた2013年9月中間決算発表の会見で、2014年春に従業員の賃金水準を一律で底上げするベースアップ(ベア)を実施することを明言した。大手企業のトップがベア実施を明言するのは初めて。
永守社長は、「復興特別法人税の前倒し廃止に伴い、従業員に還元しなければならない。デフレ脱却のため、ベアの実施は僕の決意だ。2回のボーナスだけを増やすより、基本給を上げた方がいい。月給を増やさないと従業員はもらった気がしない。アベノミクスが失敗しないよう安倍政権を応援しなければならない」と述べた。
同日、日本電産は収益構造改革やビジネスポートフォリオの転換で収益が拡大、車載向けのモーター事業などが好調で、14年3月期連結業績予想を上方修正し、売上高を8200億円から8500億円に、営業利益を750億円から800億円に、純利益を535億円から550億円にそれぞれ引き上げた。
日立製作所<6501>の川村隆会長やトヨタ自動車<7203>の豊田章男社長もベア実施に前向きな姿勢をみせており、労働組合の中央組織・連合も来春闘で5年ぶりにベアを統一要求する方針を固めている。
来春闘でどこまで賃上げ気運が高まるにか注目したい。《YU》
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