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カネボウ美白化粧品の白斑被害が1万5000人超に
記事提供元:フィスコ
*15:30JST カネボウ美白化粧品の白斑被害が1万5000人超に
カネボウ化粧品は21日、同社の美白化粧品を使って肌がまだらに白くなる「白斑」被害が出た問題で、10月13日時点での被害者が1万5192人になったと発表した。前回公表の9月29日時点から1233人増えた。
これまでの被害者のうち3246人が「完治」または「ほぼ回復した」と申告し、症状を経過観察中の437人中、7割弱の295人が「回復傾向にある」という。
しかし、裏を返せば、現在も「完治」または「ほぼ回復していない」人は1万1946人いるということになり、被害の大きさが見て取れる。
先日、カネボウが早くも11月に美白化粧品の新製品の発売を検討していると伝わったが、カネボウ親会社の花王の沢田道隆社長は白斑被害の問題が解決するまではカネボウでの美白化粧品の販売は再開しない方針を表明した。
いまだ被害者が増え続け、「完治」または「ほぼ回復していない」人が多数いる中、白斑の原因とみられているロドデノールという成分は使用しないとはいえ、新製品の発売を検討は時期尚早だろう。新商品の発売前に、しっかりとした原因究明や今後の情報管理の仕方の決定、新たな被害の防止策・対応策などやるべきことは山ほどあるはずだ。
花王がうまく舵取りをして被害の沈静化に努めなければ、カネボウの信頼回復は遠いものとなるだろう。《YU》
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