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低位材料株が活況、決算シーズン特有の幕間つなぎ的な面も/ランチタイムコメント
*11:55JST 低位材料株が活況、決算シーズン特有の幕間つなぎ的な面も
日経平均は小幅に続伸。5.22円高の14698.79円(出来高概算11億7000万株)で前場の取引を終えた。雇用統計の発表を控えている米国市場が利食い優勢で高安まちまちとなり、東京市場も朝方は利益確定の動きもみられた。ただし、ソフトバンク<9984>の強い値動きもあり、底堅い展開が続いている。日経平均は寄り付き直後に14641.78円まで下げたものの、その後は切り返す格好となり、前引け間際には14700円を回復する局面をみせている。
東証1部の騰落銘柄は値上がり数が過半数を占めている。規模別指数では中型株指数のみがマイナスであり、大型、小型株指数はプラスに。昨日同様、小型株指数の強さが目立っている。また、個人主体による材料株物色が活発であり、MUTOH<7999>、群栄化<4229>など3Dプリンター関連や豊和工<6203>など防衛関連の一角が動意付いている。また、大豊建<1822>など土木工事関連の一角も強い値動きをみせている。
日経平均は前日の価格水準での底堅い展開が続いている。上昇する5日線に沿ったトレンドを継続させており、先高感の強い相場展開である。もっとも、通過材料との見方とはいえ、今晩の米雇用統計の結果を受けた米国市場の動向を見極めたいとの様子見ムードは強い。また、決算発表シーズンを迎えるため、方向感は出難いとみられる。参加者が限られるなか、少ないボリュームでトレンドが出やすい面もあるが、反動も警戒したいところ。
また、寄付きからの値上がり上位をみると、熊谷組<1861>、大豊建<1822>、ネクスト<2120>、学情<2301>、神栄<3004>、飛島<1805>、群栄化<4229>、ラサ工<4022>といった材料系の銘柄が上位を占めている。決算シーズン特有の幕間つなぎ的な面もあり、出遅れ感のある低位材料株などには、リバウンド狙いの資金が集中しやすい需給状況のようである。そのほか、ソフトバンク<9984>が年初来高値を更新しており、安心感につながっている。(村瀬智一)《FA》
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