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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルファは下値固め進む、低PBRに見直し余地
店舗販促用POP広告のアルファ <4760> (JQS)の株価は、調整のほぼ最終局面だろう。低PBRに見直し余地があり、ボックス上放れのタイミングが接近しているようだ。
店舗販促用POP広告の企画・制作事業などを展開している。メーカー・小売のタイアップ企画である消費者向け販促キャンペーンの受注や、デジタルサイネージ(デジタル技術を活用した広告媒体)を組み込んだ新販促商品・サービスの企画・提案を強化している。
10月10日に発表した前期(13年8月期)業績(非連結)(9月27日に下方修正)は、売上高が前々期比2.0%減の70億09百万円、営業利益が同71.0%減の58百万円、経常利益が同68.0%減の65百万円、純利益が同63.3%減の29百万円だった。飲料メーカー・サービス業向け景品のスポット受注が落ち込み、増収増益見通しから一転して減収減益となった。製品別には自社企画製品が同2.7%減収、別注製品が同0.7%増収、商品が同7.1%減収だった。
今期(14年8月期)の見通しは売上高が前期比2.7%増の72億円、営業利益が同79.3%増の1億05百万円、経常利益が同53.3%増の1億円、純利益が同70.3%増の50百万円としている。企画・提案の強化などの効果で、消費者向けキャンペーンやイベント関連の受注増を見込んでいる。なお配当予想は前期と同額の年間5円(期末一括)とした。
株価の動きを見ると、7月以降は概ね160円~190円近辺のレンジでボックス展開のようだ。9月27日の下方修正発表後にやや水準を切り下げる形になったが、レンジ下限の160円近辺から大きく下押す動きは見られない。10月10日の決算発表後は徐々に水準を切り上げる動きであり、調整のほぼ最終局面のようだ。
10月21日の終値164円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS6円21銭で算出)は26倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は3.1%近辺、実績PBR(前期実績BPS281円18銭で算出)は0.6倍近辺である。週足チャートで見ると52週移動平均線がサポートラインの形であり、調整のほぼ最終局面だろう。低PBRにも見直し余地があり、ボックス上放れのタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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