薄商いのなか、個人主体の活発な取引が目立つ【クロージング】

2013年10月21日 16:43

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記事提供元:フィスコ


*16:44JST 薄商いのなか、個人主体の活発な取引が目立つ【クロージング】

21日の日経平均は反発し、132.03円高の14693.57円(出来高概算17億5000万株)で取引を終えた。週末の海外株高の流れを受けて、買い先行の展開となった。寄り付きの14624.03円を安値に上げ幅を広げ、直後に14727.85円を付けている。ただ、その後は戻り高値圏でのこう着が続いており、終日このレンジ内での値動きだった。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンク<9984>、ファーストリテイリング<9983>、京セラ<6971>、テルモ<4543>、ファナック<6954>などが堅調であり、日経平均をけん引。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の7割を占めていた。

もっとも、決算シーズンを迎えるなか、積極的な上値追いの流れは限られており、東証1部の出来高は17億5000万株と、約2ヶ月ぶりの低水準。売買代金も1兆4500億円程度にとどまっていた。ソフトバンク<9984>が強い値動きをみせており、投資家心理は明るく、個人主体の材料株物色などが活発化。規模別指数では小型株指数の強さが目立っていた。

日経平均は順調なリバウンドが続いており、節目の15000円が意識されてきている。決算シーズン入りで手掛けづらくさせそうだが、先高期待が高まるなかでは、個人主体の資金が流入しやすいであろう。ボトム圏に位置する低位材料株への水準訂正を狙った商いやテーマ性の強い材料株への物色が目立ってきている。決算についても足下で株価が低迷していたこともあり、見直しのタイミングにもなりやすいようだ。やや幕間つなぎ的な面もありそうだが、良好な個人の需給が相場を押し上げる要因として期待される。《KO》

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