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【株式評論家の視点】エンプラスは出直り相場へ発進の頃合い
■LED用拡散レンズが新棚収益源に育つ
エンプラス <6961> が出直りのタイミングを迎えている。7月30日に今2014年3月期の9月中間決算の営業利益を30億円から70億円(前年同期21億500万円)に、通期の営業利益を60億円から130億円(前年同期45億5400万円)へ、それぞれ大幅な増額修正に進んだ。
その結果、8月5日に9470円の高値まで買い進まれた。しかし、その後は利食い売りが先行する流れとなり、9月には市場でサムスン向けの失速懸念などの見方が流れ、下降トレンドへの転換を余儀なくされた。しかし、ここへきては証券会社が改めて同社の出遅れに注目するなど、見直しの動きが台頭しつつある。
10月30日に決算の発表が予定されているが、もし下方修正の動きがあるようであれば、時間的にすでにアナウンスが行われていなければならない。従って、決算については好実態が追認の方向が予想され、株価もぼつぼつ、出直り相場へ発進の頃合いと予想される。
今期第1四半期決算は、営業利益が40憶9300万円(前年同期6億3600万円)の、様変わりの好決算となった。主力製品であるエンプラ事業はプリンター用部品及び自動車用部品は、米国、アジアにおいて堅調に推移した。特に、景気回復の追い風の下、米国での自動車部品販売が増加した。半導体機器事業も、世界的な半導体市場の回復基調の下、車載、CPU向けバーンインソケットの受注が増加した。
そして特に伸びが大きいのがオプト事業。主力のLED用拡散レンズは、LEDの光を制御して、照明に最適な光を作り出す性能が高く評価されている。そのため、LED光源液晶テレビの中でもコストメリットが大きい光源直下型タイプでの採用が進み、レンズの販売が増加している。オプト事業は今期の売上げは220億円と、エンプラ事業の120億円を大きく上回る。新たな収益源の誕生で、来期以降も増益路線堅持の方向性が見えてきている。なお株価の評価余地は大きい。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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