【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JFEシステムズは権利落後堅調、修正チャートでも高値試す展開

2013年10月17日 09:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  システム開発・構築のJFEシステムズ <4832> (東2)の株価は、下値を切り上げながら高値圏で堅調に推移している。煮詰まり感も強めており、モミ合い上放れて上値を試すタイミングが接近しているようだ。

  川崎製鉄(現JFEスチール)のシステム部門を分離して設立した情報サービス企業で、鉄鋼向け情報システム開発・構築事業を主力として、ERPと自社開発ソリューションを組み合わせた一般顧客向けSI(システム・インテグレーション)事業、食品業界向け自社開発のプロダクト・ソリューション事業なども展開している。

  中期重点戦略としては、製造流通業界向けの新規顧客開拓、ERPを核とした複合ソリューション、電子帳簿保存法対応ソリューション、食品ソリューションの拡大などを掲げている。アライアンス戦略も推進する方針で、5月には大阪ガス <9532> 子会社のオージス総研との協業、およびビジネスブレイン太田昭和 <9658> との資本・業務提携を発表している。

  今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比1.1%増の341億円、営業利益が同10.6%増の10億20百万円、経常利益が同10.1%増の10億20百万円、純利益が同3.3%増の5億20百万円としている。一般顧客向けSI事業の売上拡大などで増収増益見込みだ。第1四半期(4月~6月)は高収益案件の売上遅延が影響したが、下期の売上構成比が高い収益構造であり、通期ベースでは好業績が期待される。なお10月25日に第2四半期累計(4月~9月)の業績発表を予定している。

  株価の動き(10月1日付で株式100分割のため修正株価)を見ると、やや上値が重くモミ合い展開だが、徐々に下値を切り上げながら高値圏の830円~880円近辺で堅調に推移している。好業績を評価する動きだろう。

  10月15日の終値863円を指標面(株式分割後)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS66円21銭で算出)は13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績に株式分割を考慮した連結BPS1179円71銭で算出)は0.7倍近辺である。

  週足チャートで見ると、26週移動平均線がサポートラインの形で下値を切り上げている。指標面に割高感はなく、モミ合い展開に煮詰まり感も強めている。上値を試すタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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