米財政問題は見切り発車か?

2013年10月15日 08:46

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記事提供元:フィスコ


*08:46JST 米財政問題は見切り発車か?
二転、三転と言うよりも、何とも言えないグダグタ感に包まれた攻防が続いている。週末は下院案、上院協議とも否定され、一旦白紙に戻ったとも伝えられたが、奇妙な楽観論自体は崩れず、週明けの14日午後、上院で数日内にまとまると伝わると株価はプラス転換した。NYダウの3営業日での上昇幅は498.28ドル(14日はコロンブスデーの休日で債券市場は休場)。

日本時間午前5時半頃から始まっている下院共和党とオバマ大統領の協議は、未だ結論が伝わっていないが、「大統領が交渉に応ずることを条件に、短期の債務上限引き上げを提案する」と伝わっている。上院案では、債務上限を来年
2月15日まで引き上げ、政府機関は1月半ばまで再開させる暫定案検討とされる。

デフォルトが回避されたとしても、後遺症は残ると考えられる。政府機関閉鎖の長期化による経済停滞の影響、金融市場取引減少による銀行決算への影響、年内合意を目指すとされる新たな財政赤字削減交渉の行方、などに関心が集ま
ろう。FRBによる債券買い上げ減額は、10月FOMCでの決定は困難と思われ、次の12月開催に議論が先送りされた思われる。《MK》

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