今日の為替市場ポイント:米債務上限引き上げの交渉妥結期待

2013年10月15日 08:15

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記事提供元:フィスコ


*08:15JST 今日の為替市場ポイント:米債務上限引き上げの交渉妥結期待

昨日14日のドル・円相場は、アジア市場では98円23銭から98円35銭で推移。欧米市場では一時98円59銭まで上昇し、98円59銭で取引を終えた。

本日15日のドル・円は、98円台で推移か。米国の債務上限引き上げに関する政府と議会(共和党)の交渉は17日までに妥結するとの期待が広がっていることから、ドル・円は99円近辺まで上昇する可能性がある。

米上院与野党の幹部は政府機関再開や債務上限引き上げで数日内に合意する公算であるとの見方をマスコミに伝えた。共和党のマコネル氏、民主党のリード氏らは協議の合意に関して楽観的であるとの見解を示した。債務上限の引き上げについて、14日中の合意形成は無理でも17日までには確実に実行されるとの見方が広がり、リスク選好的な円売りが優勢となっている。

ただし、債務上限の引き上げが無条件で実行されることはないとみられており、共和党側がどの部分で譲歩するかが問題となる。債務上限引き上げの条件などについては、上院議員らが協議を行っており、遅くとも15日中に結論が出るものとみられている。米国債の債務不履行は辛うじて回避されるとしても、米国の債務問題に対する懸念が払拭されるとは限らない。ドルに対する強気な見方が復活し、リスク選好的な円売りが活発になるかどうか、予断を許さない状況がしばらく続くことになりそうだ。《KO》

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