概況からBRICsを知ろう~インド市場は続伸、貿易赤字の縮小を好感

2013年10月10日 09:50

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記事提供元:フィスコ


*09:50JST 概況からBRICsを知ろう~インド市場は続伸、貿易赤字の縮小を好感
【ブラジル】ボベスパ指数 52547.71 +0.45%
昨日9日のブラジル市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比235.27ポイント高(+0.45%)の52547.71で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは52、値下がり18、変わらず3と買いが優勢。素材と石油・ガスを除くすべてのセクターが上昇し、中でも通信や消費者サービスに買いが集中した。

中盤に利益確定売りに押される場面もあったが、その後は買い戻された。通信や不動産、小売りなど内需関連の上昇が指数をサポート。移動通信大手チン・パルチシパソエス(TIMP3)の親会社テレコム・イタリアが、同社の株式を追加で取得するとの報道が好感された。関係筋によると、テレコム・イタリアは最低120億米ドル(約1兆1700億円)相当するTIMP3の株式を保有する計画だという。

【ロシア】MICEX指数 1501.01 -0.27%
9日のロシア市場は5営業日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比4.13ポイント安(-0.27%)の1501.01で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり22、値下がり28と売りが優勢となった。

売りが先行した後はいったんプラス圏を回復したが、その後は利益確定売りに押された。連日の上昇を受けて高値警戒感が強まり、幅広い銘柄に売りが広がった。また、NY原油先物の大幅下落もウエートの高い資源関連の圧迫材料となった。

【インド】SENSEX指数 20249.26 +1.33%
9日のインドSENSEX指数は続伸。寄り付きは売りが優勢。米財政を巡る与野党対立に解決のメドが立っていないことが根強いセンチメントの悪化要因。また、国際通貨基金(IMF)がインドを含む新興国の経済成長見通しを引き下げたことも嫌気されたようだ。とはいえ、指数は中盤にかけてプラス圏を回復。商工省が取引時間中に発表した9月の貿易収支は67億6000万米ドルの赤字となったが、赤字幅は30カ月ぶりの低い水準にとどまった。

【中国本土】上海総合指数 2211.77 +0.62%
9日の上海総合指数は4営業日続伸。終値で先月24日以来、約2週間ぶりに2200台を回復した。中国経済が安定的に成長しているとの李克強首相の発言が買い安心感につながった。また、11月の「中央委員会第3回全体会議(三中全会)」の開催に伴う政策期待も指数を下支えした。一方、不動産関連に利益確定売りが広がったことが相場の足かせとなる場面も。また、米債務上限問題の先行き不透明感がくすぶる中で、伸び悩む場面も多かった。《FA》

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