今日の為替市場ポイント:米財務長官が10日に優先的な支払いについて話す予定

2013年10月9日 08:15

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記事提供元:フィスコ


*08:16JST 今日の為替市場ポイント:米財務長官が10日に優先的な支払いについて話す予定

昨日8日のドル・円相場は、東京市場では96円67銭から97円18銭で推移。欧米市場では一時97円25銭まで反発したが、96円87銭で取引を終えた。

本日9日のドル・円は、97円前後で推移か。米国の債務上限引き上げに関する協議で大きな進展はないが、米国債の債務不履行に対する警戒感は後退しており、ドル・円は下げ渋る可能性がある。

オバマ大統領は、ベイナー下院議長に電話し、暫定予算と債務上限引き上げ問題で交渉しないと伝えたが、ルー米財務長官が10日に優先的な支払いについて話す予定となっており、17日時点で連邦政府の法定債務上限に到達しても、米国債の債務不履行がただちに発生することはないとみられている。

しかしながら、退職者や退役軍人に対する支払いを停止することは極めて困難であるとの見方が多い。政府が全ての米国債の利払いに応じるためには、いくつかの項目で支払いを停止する必要がある。このような措置は景気に悪影響を与えるとの理由で米長期金利の上昇は抑制されている。株式相場に与える影響も大きく、米国債の債務不履行が回避されても、ドルやNYダウが大きく戻すことは期待できないとの声が聞かれている。《KO》

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