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注目銘柄ダイジェスト(前場):ヤフー、楽天、シャープ、ナノキャリアなど
*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ヤフー、楽天、シャープ、ナノキャリアなど
ヤフー<4689>:524円(前日比-48円)
大幅反落。前日にEC事業の新戦略を発表している。料金体系を見直し、ネット通販サイトとオークションサイトへの出店料を無料にするとしている。EC事業伸び悩みの要因を「商品の品揃え」と分析し、売り手の拡大に伴う品揃えの拡充を目指し、その結果、買い手の数の拡大、さらなる売り手の数の増加といった好循環型ビジネスモデルを目指すようだ。ただ、本日は短期的な収益の落ち込みを警戒する動きが先行。アマゾンの今後の価格戦略なども、さらなる競争激化につながる可能性など指摘されているようだ。
Vコマース<2491>:1247円(同+205円)
急伸。ヤフー<4689>のEC事業新料金発表を受けて、EC利用者数の拡大が見込まれる中、ヤフーの子会社でネット広告を手掛ける同社にはメリットの享受期待が先行する展開になっている。ヤフーは競争激化への懸念などで売りが先行しているが、同社のほかにも、ヤフーと個人通販で全面提携しているアスクル<2678>も急伸スタートへ。
楽天<4755>:1172円(同-182円)
急落。ヤフーが電子商取引(EC)事業の料金体系を見直し、インターネット通販サイトとオークションサイトへの出店料を無料にすると発表したことが嫌気されている。ヤフーはECの無料化により、潜在的な市場を開拓する方針。同社は楽天市場において出店料などを徴収しており、ヤフーの値下げによる競争激化や損益悪化が懸念される格好に。
シャープ<6753>:286円(同-5円)
売り先行。前日に公募価格が279円に決定、最大で1366億円を調達することになったが、当初の調達額見込み額を約300億円下回る格好に。発行価額が想定を下回った分、第3者割当増資の発行株数は想定を上回る状況にも。シティでは、今回の増資は一気に資本不足を解消するには不十分であり、今後の事業利益が財務再建の最大の原動力になっていくとの見方。目標株価は180円から160円に引き下げている。
OKI<6703>:189円(同+14円)
賑わう展開で大幅反発。上半期最終損益は10億円程度の黒字になったもようとの観測報道が伝わっている。従来予想は25億円の赤字であったが、中国向けのATM事業好調、円安寄与などで、一転して黒字を確保したようだ。また、通期予想も上振れの公算で、期末には3円配当を実施、8期ぶりに復配する見通しとも。上半期の上振れは想定線とみられるが、通期予想の上振れなども指摘されていることなど、評価を高めさせる材料になっているようだ。
東急建設<1720>:549円(同+55円)
急反発。500円レベルを心理的な支持線として意識、調整一巡感から自律反発狙いの動きが優勢になっている。本日は同社を始めとして低位の建設株が上昇率上位にランクインしている。清水建設社長のインタビューでは、五輪関連工事が本格化する3-4年後に1500億円程度の増収が見込めるなどと伝わっており、改めてインフラ関連としての期待感が高まる状況へ。バイオ関連株などが崩れる中、短期資金の関心は建設株に集中へ。
アマダ<6113>:866円(同+48円)
大幅反発。特に目立った材料は観測されないが、前日にはみずほ証券が目標株価を610円から910円に引き上げている。足元で国内の受注環境は急速に改善、9月も前年同月比2割程度の増加となる可能性が高いとしている。つれて、下期以降の業績回復につながる可能性が高く、来期も為替の円安効果やさらなる国内受注拡大の恩恵、欧米での受注拡大継続などから、一段の業績回復を想定と。
FPG<7148>:1134円(同+58円)
しっかり。前日に業績予想の上方修正を発表、9月期営業利益は従来予想の16.2億円から20.8億円に増額修正、リース事業の組成好調や投資家の需要の高さから、組成金額や出資金販売額が計画を上振れたもよう。第3四半期までの状況から上振れは想定されたが、株価の調整も進んでおり、素直に評価される状況となっている。
竹内製作<6432>:2011円(同+9円)
買い先行。上期の営業利益を12.1億円から17.8億円へ、通期見通しを26.2億円から31.0億円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。米国で住宅市場の回復を追い風に建機販売が好調であるほか、円安進行も利益押し上げ要因に。四季報予想の今期営業利益は32億円が見込まれておりサプライズは限定的とみられるが、足元の堅調な業績推移を前向きに評価へ。
オークファン<3674>:2540円(同+234円)
大幅反発。ヤフー<4689>が、EC事業の料金体系を見直したことが材料視されているようだ。ヤフーはインターネット通販サイトのほか、オークションサイト「ヤフオク!」の月額出店料についても無料とする方針。同社はオークション情報収集事業を展開しており、ネットオークション利用者の拡大による恩恵に期待感が高まっている。
コスモ・バイオ<3386>:2810円(同-620円)
急落。2013年のノーベル生理学・医学賞が発表され、米カリフォルニア大学バークレー校のランディ・シェクマン教授などが受賞したことがネガティブ材料視されている。授賞理由は、「細胞内の物質を運ぶ制御システムの発見」。日本人が受賞を逃したことを受けて、同社や医学生物<4557>など、事前に思惑的な物色が強まっていたノーベル賞関連に失望売りが膨らんでいる。
ナノキャリア<4571>:260600円(同-22400円)
大幅続落。公募増資などの実施によって、最大112億円を調達すると発表したことが嫌気されている。公募増資とJPモルガンを割当先とする第三者割当増資を行い、株数は最大で11%増加する見込みとなり、大幅な希薄化をネガティブ材料視へ。なお、調達資金については、抗がん剤など新薬の研究開発費に充当するようだ。《KO》
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