(中国)9月CPI上昇率は3%に接近、インフレ圧力は予想以上に強まる

2013年10月8日 10:21

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記事提供元:フィスコ


*10:22JST (中国)9月CPI上昇率は3%に接近、インフレ圧力は予想以上に強まる
中国では来週14日に9月の消費者物価指数(CPI)が発表される。「経済参考報」(8日付)がまとめた市場予想によると、上昇率は前年同月比で2.9-3.0%となり、8月の2.6%を上回る見通し。10-12月期も引き続き加速するとみられており、月次ベースでは政府が抑制目標とする3.5%近くに達する可能性も排除できないという。「今年はインフレ懸念なし」との見方は、楽観的すぎるとの声も上がっている。

9月は中秋節や国慶節といった連休を控えていた影響で、食品価格が上昇したとみられている。また、比較対象となる前年同月の実績が低かったことも、伸び率の加速につながる見通し。加えて、9月は衣類や住居費が例年上昇する傾向にあると指摘されている。

ただ、10-12月期に現行の金融政策が大幅に方向転換されることはないとみられている。CPI上昇率が3.5%以上に達すれば、政府も警戒感を強める見込みだが、年内は引き続きコントロール可能な範囲に収まるとの見方からだ。また、仮に10-12月期に景気が最減速すれば、インフレ圧力も弱まるとみる向きもある。《NT》

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