今日の為替市場ポイント:米債務上限引き上げに関する協議は進展せず

2013年10月8日 08:11

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記事提供元:フィスコ


*08:11JST 今日の為替市場ポイント:米債務上限引き上げに関する協議は進展せず

昨日7日のドル・円相場は、東京市場では97円28銭から96円88銭で推移。欧米市場では一時96円67銭まで続落し、96円70銭で取引を終えた。

本日8日のドル・円は、主に96円台後半で推移か。米国の債務上限引き上げに関する協議が進展していないことから、ドル・円は97円付近で上げ渋る可能性がある。

米政府と議会の対立は続いており、米国東部時間7日時点(日本時間8日未明)で政府機関の一部閉鎖は続いている。ただ、市場参加者の過半数は、17日までに政府と議会は何らかの形で妥結し、債務上限の引き上げが実現されると予想している。

報道によると、米大手格付け会社のムーディーズ社は「米国は債務上限に到達した後も支払い継続の可能性がある」と指摘している。債務上限に到達した場合の格付け会社の見解は一様ではないが、17日に米国債の格下げを発表することはないとみられている。

米共和党のベイナー下院議長は、債務上限引き上げに関する協議が難航している理由について、オバマ大統領が話し合いに応じないことを挙げている。共和党側が要請しているのは主として歳出削減であるが、オバマ大統領がこれに応じる様子はない。政府機関が閉鎖されてまもなく一週間が経過するが、共和党側の複数の関係筋によると17日までに政府機関の閉鎖措置が解除される見込みは小さいとされている。《KO》

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