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注目銘柄ダイジェスト(前場):東京電力、シャープ、三井住友FGなど
*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):東京電力、シャープ、三井住友FGなど
東京電力<9501>:488円(前週末比-40円)
大幅に5日続落となり、約1ヶ月ぶりの500円割れ。原子力規制庁が柏崎刈羽原発の審査へ増員などと伝わっているが、汚染水問題の広がりの影響などを警戒視、審査機関の短縮期待などは高まる状況となっていない。野村では、福島第一原発における汚染水の漏洩といったトラブルが審査を遅らせるリスクがあるなど、審査が順調に進むのかは不透明と指摘。なお、週末に伝わっている公的年金の成長株投資報道なども、中期的な需給面でのマイナス要因と想定される。
シャープ<6753>:301円(同-16円)
6日続落。節目の350円レベルを割り込んでから処分売りが加速する状況に。本日から公募価格の決定期間に入っていることで、あらためて大幅な希薄化や需給懸念などが強まってもいるようだ。ヘッジファンドのショート需要なども足元で増加と観測されている。
三井住友FG<8316>:4620円(同-50円)
続伸スタートもマイナス圏に転じる。先週末に上半期業績予想の上方修正を発表している。純利益は従来予想の2900億円から4800億円に増額している。第1四半期の段階で2883億円を計上、上方修正は大分織り込まれていたものの、5000億円近い水準までの上方修正にはポジティブとの見方が優勢に。SMBC日興証券など子会社群の好調が想定以上の上振れの背景との見方にも。ただ、買い一巡後は全体相場下落の影響からマイナス圏に転じる展開になっている。
ファナック<6954>:15440円(同-290円)
さえない。みずほ証券では、投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に格下げ、目標株価は14000円としている。株価は再度過去最高値付近まで上昇しているものの、ファンダメンタルズの実態を伴わない株価上昇と判断しているようだ。長期的に工作機械メーカーによる「脱ファナック化」が進む可能性があること、短期的には第2四半期の受注減少の可能性があることなどをマイナス視へ。
航空電子<6807>:995円(同-104円)
急落。先週末に、防衛省に対する費用の過大計上があったこと、10月4日から来年7月3日まで防衛省の指名停止措置を受けることを発表した。原価集計における作業時間の過大計上案件が見つかったことが背景。ゴールドマン・サックスでは、規模や過去の事例を見る限り、影響額はそれ程大きくならない可能性などとも指摘しているが、株価は高値圏にあり、防衛関連としての位置づけ低下などを嫌気する動きが先行へ。
ユニオンツール<6278>:2161円(同+116円)
大幅反発。先週末の引け後に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は12億円で前年同期比45.4%増益、6-8月期では5.6億円で同87.0%増益と増益ピッチは一段と強まる格好になっている。通期でも会社計画や市場予想を上振れるペースとの見方にも。また、自社株買いの実施も発表、発行済み株式数の2.46%に当たる50万株を上限としており、需給改善期待なども高まる格好に。
東芝プラントシステム<1983>:1661円(同+117円)
急伸。JPモルガン(JPM)では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も1300円から1850円にまで引き上げている。国内外の電力投資拡大期待、事業の安定性や株価のディフェンシブ性の高さ、原発再稼働やリニア建設投資などのテーマ性などを評価ポイントとしている。なお、東芝<6502>が英で原発会社を買収と伝わっていることなどもプラス材料視へ。
不二越<6474>:469円(同-42円)
大幅安。先週末に発表した第3四半期決算を嫌気。累計営業利益は前年同期比3.5%減の81.6億円、通期計画130億円、前期比22.2%増に対して進捗率は依然として低い状態になっている。6-8月期は7四半期ぶりの営業増益に転じているが、利益率は前四半期と比較して低下する格好にも。想定ほど収益水準の改善は進んでいないといった見方に。
ヴィレッジV<2769>:138000円(同-9200円)
売り優勢。6-8月期営業利益は前年同期比55.6%減の2.8億円、最終利益は同71.5%減の9200万円と大幅減益となったことが嫌気されている。上期営業利益は前年同期比30.4%減の7.6億円が計画されており、想定以上の減益幅にネガティブなインパクトが強まる格好に。「ヴィレッジヴァンガード」の既存店売上高が苦戦したほか、新店出店に伴う費用増加が損益面の重しとなったようだ。
コスモ・バイオ<3386>:3620円(同+55円)
買い先行。今週は、7日にノーベル医学・生理学賞、8日に物理学賞、9日に化学賞などの発表が予定されており、あらためてノーベル賞関連の一角として物色が向かっている。医学・生理学賞では、「オートファジー(自食作用)」の仕組みや機能を解明した大隅・東工大特任教授と水島・東大教授が候補して挙げられており、思惑的な物色が強まる格好に。
FESCO<9514>:53900円(同+6900円)
一時ストップ高。同社や省電舎<1711>など、省エネ関連の上昇が目立っている。明日はマザーズ市場にエナリス<6079>が上場予定となっており、類似企業の一角として期待感が先行しているようだ。エナリスは、電力需要家に対して、電力調達・運用コスト削減のための各種サービスを提供しており、IPO市場の活況なども追い風に好スタートが期待される格好に。
モブキャスト<3664>:1924円(同+384円)
急伸。今後1年で、韓国市場に新作ゲーム50本を投入すると報じられたことが材料視されている。現在はサッカーゲーム1本のみだが、自社の配信基盤を使って、他社製も含めゲームタイトル数を増やすと。また、韓国での会員数を現在の35万人から100万人へと増やす方針とも伝わっており、海外事業の拡大期待が先行へ。《KO》
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